第2章 MTR プラグインのインストールと設定


MTR プラグインをインストールし、分析の実行に MTR CLI を使用するように設定できます。

2.1. 接続環境でのインストール

MTR プラグインをインストールするには接続環境が必要です。

MTR プラグインは、Eclipse IDE for Java Enterprise Developers 2023-03 でテストされています。

前提条件

Migration Toolkit for Runtimes (MTR) をインストールするための前提条件は次のとおりです。

  • Java Development Kit (JDK) がインストールされている。MTR は次の JDK をサポートします。

    • OpenJDK 11
    • OpenJDK 17
    • Oracle JDK 11
    • Oracle JDK 17
    • Eclipse Temurin™ JDK 11
    • Eclipse Temurin™ JDK 17
  • 8 GB RAM。
  • macOS のインストール: maxproc の値が 2048 以上である。
注記

Eclipse は Java 17 用に事前設定されており、プラグインは Java 17 で直接動作します。

Java 11 でプラグインを実行することもできます。その場合、新しい Eclipse プロジェクトを作成するとき、または既存のプロジェクトをインポートするときに、JRE バージョンを Java 11 に設定する必要があります。以下の手順 6 を参照してください。

手順

  1. Eclipse を起動します。
  2. メニューバーから Help Install New Software を選択します。
  3. Work with フィールドの横にある Add をクリックします。
  4. Name フィールドに MTR を入力します。
  5. Location フィールドに https://marketplace.eclipse.org/content/migration-toolkit-runtimes-mtr と入力し、OK をクリックします。
  6. 使用する Java バージョンを選択します。

    • Java 11 を使用している場合は、JRE リストで JavaSE 11 を選択します。
    • Java 17 を使用している場合は、JRE の選択を変更しないでください。
  1. すべての JBoss Tools - MTR チェックボックスを選択して、Next をクリックします。
  2. インストールの詳細を確認し、Next をクリックします。
  3. ライセンス契約の条件に同意し、Finish をクリックします。
  4. Eclipse を再起動します。
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