9.2. must-gather ツールの使用


must-gather ツールを使用して、MTV カスタムリソース (CR) のログおよび情報を収集できます。must-gather データファイルをすべてのカスタマーケースに割り当てる必要があります。

フィルタリングオプションを使用して、特定の namespace、移行計画、または仮想マシンのデータを収集できます。

注記

フィルターされた must-gather コマンドで存在しないリソースを指定する場合、アーカイブファイルは作成されません。

前提条件

  • cluster-admin ロールを持つユーザーとして OpenShift Virtualization クラスターにログインしている。
  • OpenShift Container Platform CLI (oc) がインストールされている。

ログおよび CR 情報の収集

  1. must-gather データを保存するディレクトリーに移動します。
  2. oc adm must-gather コマンドを実行します。

    $ oc adm must-gather --image=registry.redhat.io/migration-toolkit-virtualization/mtv-must-gather-rhel8:2.3.0

    データは /must-gather/must-gather.tar.gz として保存されます。このファイルを Red Hat カスタマーポータル で作成したサポートケースにアップロードすることができます。

  3. オプション: oc adm must-gather コマンドに以下のオプションを指定して実行し、フィルターされたデータを収集します。

    • Namespace:

      $ oc adm must-gather --image=registry.redhat.io/migration-toolkit-virtualization/mtv-must-gather-rhel8:2.3.0 \
        -- NS=<namespace> /usr/bin/targeted
    • 移行計画:

      $ oc adm must-gather --image=registry.redhat.io/migration-toolkit-virtualization/mtv-must-gather-rhel8:2.3.0 \
        -- PLAN=<migration_plan> /usr/bin/targeted
    • 仮想マシン:

      $ oc adm must-gather --image=registry.redhat.io/migration-toolkit-virtualization/mtv-must-gather-rhel8:2.3.0 \
        -- VM=<vm_id> NS=<namespace> /usr/bin/targeted 1
      1 1 1
      Plan CR に表示される仮想マシンの ID を指定します。
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