5.8. Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージの作成


OpenShift Container Platform インストールプログラムでは、Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージが Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) クラスターに存在する必要があります。最新の RHCOS イメージを取得した後、RHOSP CLI を使用してこれをアップロードします。

前提条件

  • RHOSP CLI がインストールされています。

手順

  1. Red Hat カスタマーポータルの 製品ダウンロードページ にログインします。
  2. バージョン の下で、Red Hat Enterprise Linux (RHEL)8 用の OpenShift Container Platform 4.12 の最新リリースを選択します。

    重要

    RHCOS イメージは OpenShift Container Platform の各リリースごとに変更されない可能性があります。インストールする OpenShift Container Platform バージョンと等しいか、それ以下のバージョンの内で最も新しいバージョンのイメージをダウンロードする必要があります。利用可能な場合は、OpenShift Container Platform バージョンに一致するイメージのバージョンを使用します。

  3. Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) - OpenStack Image (QCOW) をダウンロードします。
  4. イメージを展開します。

    注記

    クラスターが使用する前に RHOSP イメージを圧縮解除する必要があります。ダウンロードしたファイルの名前に、.gz または .tgz などの圧縮拡張子が含まれていない場合があります。ファイルを圧縮するか、どのように圧縮するかを確認するには、コマンドラインで以下を入力します。

    $ file <name_of_downloaded_file>
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  5. ダウンロードしたイメージから、RHOSP CLI を使用して rhcos という名前のイメージをクラスターに作成します。

    $ openstack image create --container-format=bare --disk-format=qcow2 --file rhcos-${RHCOS_VERSION}-openstack.qcow2 rhcos
    Copy to Clipboard Toggle word wrap
    重要

    RHOSP 環境によっては、.raw または .qcow2 形式 のいずれかでイメージをアップロードできる場合があります。Ceph を使用する場合は、.raw 形式を使用する必要があります。

    警告

    インストールプログラムが同じ名前を持つ複数のイメージを見つける場合、それらのイメージのいずれかがランダムに選択されます。この動作を回避するには、RHOSP でリソースの一意の名前を作成します。

RHOSP にイメージをアップロードした後は、インストールプログラムでイメージを利用できます。

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