第6章 OpenShift Sandboxed Containers のアップグレード


OpenShift サンドボックスコンテナーコンポーネントのアップグレードは、次の 3 つの手順で設定されます。

  • Kata ランタイムとその依存関係を更新するための OpenShift Container Platform のアップグレード。
  • OpenShift サンドボックスコンテナー Operator をアップグレードして、Operator サブスクリプションを更新します。
  • KataConfig カスタムリソース (CR) に手動でパッチを適用して、モニター Pod を更新します。

以下に示す 1 つの例外を除いて、OpenShift サンドボックスコンテナー Operator のアップグレードの前または後に OpenShift Container Platform をアップグレードできます。OpenShift サンドボックスコンテナー Operator をアップグレードした直後に、常に KataConfig パッチを適用します。

重要

OpenShift サンドボックスコンテナー 1.3 を使用して OpenShift Container Platform 4.11 にアップグレードする場合、推奨される順序は、最初に OpenShift サンドボックスコンテナーを 1.2 から 1.3 にアップグレードし、次に OpenShift Container Platform を 4.10 から 4.11 にアップグレードすることです。

6.1. OpenShift サンドボックスコンテナーリソースのアップグレード

OpenShift Sandboxed Containers アーティファクトは、Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) 拡張機能を使用してクラスターにデプロイされます。

RHCOS 拡張 Sandboxed Containers には、Kata コンテナーランタイム、ハイパーバイザーの QEMU およびその他の依存関係などの Kata コンテナーの実行に必要なコンポーネントが含まれます。クラスターを OpenShift Container Platform の新しいリリースにアップグレードすることで、拡張機能をアップグレードします。

OpenShift Container Platform のアップグレードに関する詳細は、クラスターの更新 を参照してください。

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