第2章 テンプレートを使用した 3scale バージョン 2.11 からバージョン 2.12 へのアップグレード
Red Hat 3scale API Management をバージョン 2.11 からバージョン 2.12 にアップグレードするには、Open Shift 3.11 でテンプレートベースのデプロイメントを使用します。
これは、OpenShift 3.11 上のテンプレートを使用してデプロイされた 3scale のアップグレードをサポートする最後のリリースです。今後のリリースで引き続きサポート対象となるには、3scale migration guide: from template to operator-based deployments に従ってください。
必要な条件および手順を理解するために、記載の手順を適用する前に、アップグレードガイド全体を読んでください。アップグレードプロセスの手順が完了するまで、サービスの提供が中断されます。このサービス中断が生じるため、メンテナンス期間を設けるようにしてください。
2.1. アップグレードを行うための前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
本セクションでは、テンプレートベースのインストール環境において、3scale を 2.11 から 2.12 にアップグレードするのに必要な設定、タスク、およびツールについて説明します。
2.1.1. 設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- OpenShift 3.11 上の 3scale では、テンプレートを使用した 2.11 から 2.12 へのアップグレードパスがサポートされます。
2.1.2. 主要なタスク リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- OpenShift CLI ツールが 3scale をデプロイしたプロジェクトに設定されるようにする。
- 3scale で使用しているデータベースのバックアップを行う。バックアップの手順は、データベースのタイプや設定により異なります。
2.1.3. ツール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
アップグレードを行うには、以下のツールが必要です。
- テンプレートを使用して OpenShift 3.11 のプロジェクトにデプロイされた 3scale 2.11
- Bash シェル: アップグレード手順で詳細を説明するコマンドを実行します。
- base64: シークレットの情報をエンコードおよびデコードします。
- jq: JSON 変換用です。