第2章 3scale を OpenShift にインストールするためのガイド
2.1. はじめに
本ガイドは、OpenShift にオンプレミス型 Red Hat 3scale API Management 2.5 をデプロイする手順を説明します。
オンプレミスデプロイメントの 3scale ソリューションは、以下の要素で設定されています。
- 2 つの API ゲートウェイ: Embedded APIcast
- 1 つの 3scale 管理ポータルおよび永続ストレージを持つデベロッパーポータル
3scale ソリューションをデプロイする方法は 2 つあります。
3scale operator は、テクノロジープレビューの機能としてのみ提供されます。テクノロジープレビューの機能は、Red Hat の実稼働環境のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
2.1.1. 前提条件
- 3scale サーバーを UTC (協定世界時) に設定する必要があります。