2.2. 検索のカスタマイズと設定
search-v2-operator カスタムリソースのデフォルト値を変更できます。カスタムリソースの詳細を表示するには、次のコマンドを実行します。
oc get search search-v2-operator -o yaml
oc get search search-v2-operator -o yaml
検索オペレーターは、search-v2-operator カスタムリソースを監視し、変更を調整して、アクティブな Pod を更新します。次の設定の説明を参照してください。
PostgreSQL データベースストレージ:
Red Hat Advanced Cluster Management をインストールすると、PostgreSQL データベースは、PostgreSQL データを空のディレクトリー (
emptyDir) ボリュームに保存するように設定されます。空のディレクトリーサイズが制限されている場合は、PostgreSQL データを永続ボリューム要求 (PVC) に保存して、検索パフォーマンスを向上させることができます。Red Hat Advanced Cluster Management ハブクラスターからストレージクラスを選択して、検索データをバックアップできます。たとえば、gp2ストレージクラスを選択した場合、設定は次の例のようになります。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この設定により、
gp2-searchという名前の PVC が作成され、search-postgresPod にマウントされます。デフォルトでは、ストレージサイズは10Giです。ストレージサイズを変更できます。たとえば、約 200 のマネージドクラスターには20Giで十分な場合があります。4 つの検索 Pod (
indexer、database、queryapi、collector) の Pod メモリーまたは CPU 要件、レプリカ数、更新ログレベルを調整することでコストを最適化します。search-v2-operatorカスタムリソースのdeploymentセクションを更新します。search-v2-operatorによって管理される 4 つのデプロイメントがあり、個別に更新できます。search-v2-operatorカスタムリソースは、次のファイルのようになる場合があります。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下は、メモリーリソースがインデクサー Pod に適用される例です。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 検索 Pod のノード配置:
nodeSelectorパラメーターまたはtolerationsパラメーターを使用して、検索 Pod のPlacementを更新できます。次の設定例を表示します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow