1.4. multicluster engine Operator を使用したクラスターライフサイクルのリリースノート
multicluster engine Operator によるクラスターライフサイクルの新機能と拡張機能、サポート、非推奨、削除、および修正された問題を説明します。
重要: このドキュメントに、OpenShift Container Platform のリリースノートは 含まれていません。OpenShift Container Platform クラスターは、OpenShift Container Platform リリースノート を参照してください。
非推奨: multicluster engine Operator 2.4 以前のバージョンはサポートされなくなりました。ドキュメントは引き続き利用可能になる可能性がありますが、修正された問題やその他の更新に関するエラータリリースは行われません。
ベストプラクティス: 最新バージョンにアップグレードします。
- このドキュメントでは、特定のコンポーネントまたは機能が OpenShift Container Platform のより新しいバージョンでのみデプロイおよびテストされている場合を除き、サポートされている最も古い OpenShift Container Platform バージョンを参照します。
- 完全なサポート情報は、multicluster engine Operator のサポートマトリックス を参照してください。ライフサイクルの情報は、Red Hat OpenShift Container Platform ライフサイクルポリシー を参照してください。
- 現在サポートされているリリースのいずれか、製品ドキュメントで問題が発生した場合は、Red Hat サポート にアクセスして、トラブルシューティングを行ったり、ナレッジベース の記事を表示したり、サポートチームに連絡したり、ケースを開いたりすることができます。認証情報でログインする必要があります。
- Red Hat Customer Portal FAQ で、カスタマーポータルのドキュメントの詳細を確認することもできます。
1.4.1. multicluster engine Operator を使用したクラスターライフサイクルの新機能と機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Multicluster engine for Kubernetes Operator 2.9 の新機能と拡張機能、サポート、廃止予定、削除、およびエラータリリースの修正された問題を説明します。
multicluster engine Operator バージョン 2.9 は、クラスターライフサイクル管理用の Red Hat Advanced Cluster Management バージョン 2.14 とともにリリースされています。ただし、OpenShift Container Platform ハブクラスターでスタンドアロンの multicluster engine Operator を使用することもできます。
サポートされている OpenShift Container Platform バージョンを含む詳細なサポート情報は、multicluster engine Operator のサポートマトリックス を参照してください。ライフサイクルの情報は、Red Hat OpenShift Container Platform ライフサイクルポリシー を参照してください。
さまざまなインフラストラクチャークラウドプロバイダー、プライベートクラウド、オンプレミスデータセンターにわたる Kubernetes クラスターを作成、インポート、管理、破棄するための multicluster engine Operator 機能を使用します。
重要:
- Cluster Management では、Cloud Native Computing Foundation (CNCF) Kubernetes Conformance Program を通じて認定されたすべてのプロバイダーがサポートされています。ハイブリッドクラウドマルチクラスター管理には、CNFC が認定したベンダーを選択してください。CNFC プロバイダーの使用は、次の情報を参照してください。
- Certified Kubernetes Conformance で CNFC プロバイダーがどのように認定されるかを学びます。
- CNFC サードパーティープロバイダーに関する Red Hat サポート情報は、サードパーティーコンポーネントに関する Red Hat サポート を参照するか、Red Hat サポートへのお問い合わせ を参照してください。
-
独自の CNFC 適合認定クラスターを使用する場合は、OpenShift Container Platform CLI の
ocコマンドを Kubernetes CLI コマンドのkubectlに変更する必要があります。
1.4.1.1. 各コンポーネントの新機能と機能強化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
特定のコンポーネントの新機能を詳しく説明します。
注記: 一部の機能とコンポーネントは、テクノロジープレビュー として指定およびリリースされています。
重要: OpenShift Container Platform の Hosted Control Plane ドキュメントは、OpenShift Container Platform ドキュメント内にあります。Hosted Control Plane の概要 を参照してください。
multicluster engine Operator のインストールに関連する新機能と機能拡張を説明します。
-
ローカルクラスターの名前を変更できるようになりました。デフォルトでは、multicluster engine Operator を実行しているクラスターは、ローカルクラスター で自己管理するハブクラスターです。
enabledフィールドがfalseに設定され、ローカルクラスター機能が無効になっている場合は、名前を変更できます。<your-local-cluster-name>値には 34 文字以下を使用します。local-clusterリソースと namespace に変更が反映されます。
multicluster engine Operator を使用したクラスターライフサイクルの新機能と機能拡張を説明します。
-
cluster-apiコンポーネントが一般提供されるようになりました。このコンポーネントは、multicluster engine operator のインストール時に導入され、マネージドクラスターから Cluster API ライフサイクルの機能が提供されます。cluster-api-provider-awsも一般提供されるようになりました。このコンポーネントもインストール時に導入され、Hosted Control Plane を使用した Red Hat OpenShift Service on AWS のクラスターの作成、設定、管理用の Kubernetes スタイルの API を提供します。両方のコンポーネントはデフォルトで無効になっています。 -
metal3インフラストラクチャープロバイダーと OpenShift Container Platform 支援ブートストラップおよびコントロールプレーンプロバイダーを使用して、Cluster API を備えた OpenShift Container Platform マネージドクラスターをインストールできます。Cluster API を使用してマネージドクラスターをインストールする を参照してください。 -
ハブクラスターユーザートークンを使用して
kube-apiserverリソースにアクセスすることで、特定のリソースを収集し、ログを取得し、データを表示できるようになりました。詳細は、ハブクラスターユーザートークンを使用したデータの収集 を参照してください。 - 分離されたレジストリー設定が必要なマルチクラスター環境で、クラスターごとに一意のミラーレジストリーを定義できるようになりました。詳細は、各クラスターのミラーレジストリーの設定 を参照してください。
-
マネージドクラスターの自動インポートのプロセスを、1 回限りのプロセスの場合は
ImportOnlyに、継続的なプロセスの場合はImportAndSyncにカスタマイズします。詳細は、自動インポートストラテジーのカスタマイズ を参照してください。 -
中央インフラストラクチャー管理を有効にするときに、
OSImageCACertConfigMapに任意のファイル名を使用できるようになりました。詳細は、非接続環境での Central Infrastructure Management の有効化 を参照してください。
multicluster engine Operator を使用していて、後から Red Hat Advanced Cluster Management をインストールした場合は、このリリースの Red Hat Advanced Cluster Management の新機能と拡張機能 を参照してください。
1.4.2. multicluster engine Operator を使用したクラスターライフサイクルの問題を修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
デフォルトでは、エラータ リリース向けに修正された問題は、リリース時に自動的に適用されます。リリースが入手可能になれば、詳細がここに公開されます。リリースノートが記載されていない場合は、現時点で製品にエラータリリースがありません。
重要: 参考までに、Jira リンクと Jira 番号がコンテンツに追加され、内部で使用される可能性があります。ユーザーは、アクセス権が必要なリンクを利用できない可能性があります。Red Hat の エラータリリース の種類について説明します。
1.4.3. multicluster engine Operator を使用したクラスターライフサイクルの既知の問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このリリースの multicluster engine Operator を使用したクラスターライフサイクル の既知の問題、または以前のリリースから続く既知の問題を確認してください。
クラスター管理の既知の問題と制限は、multicluster engine Operator を使用したクラスターライフサイクル ドキュメントに含まれています。Red Hat Advanced Cluster Management と 統合された multicluster engine Operator の既知の問題は、Red Hat Advanced Cluster Management のリリースノート に記載されています。
重要: このドキュメントに、OpenShift Container Platform のリリースノートは含まれていません。OpenShift Container Platform クラスターは、OpenShift Container Platform リリースノート を参照してください。
1.4.3.1. インストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
multicluster engine Operator のインストール中に発生する既知の問題と制限を説明します。
1.4.3.1.1. installNamespace フィールドには値を 1 つだけ指定できる リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
managed-serviceaccount アドオンを有効にする場合、ManagedClusterAddOn リソースの installNamespace フィールドの値として open-cluster-management-agent-addon が必要です。その他の値は無視されます。managed-serviceaccount アドオンエージェントは、マネージドクラスターの open-cluster-management-agent-addon namespace に常にデプロイされます。
1.4.3.2. クラスター管理 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスターの作成、検出、インポート、削除に関する問題や、multicluster engine Operator のクラスター管理に関するその他の問題など、multicluster engine Operator を使用したクラスターライフサイクルの既知の問題を説明します。
1.4.3.2.1. cluster-api-provider-aws Webhook が Hosted Control Plane デプロイメントをブロックする リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform の Hosted Control Plane は cluster-api-provider-aws リソースと、hypershift-local-hosting コンポーネントによってインストールされた hypershift リソース間の API が競合するため、AWS のインフラストラクチャーリソースを管理できません。
AWS プラットフォームホステッドクラスターの hypershift コンポーネントを使用するには、cluster-api および cluster-api-provider-aws コンポーネントを有効に しないでください。これらのコンポーネントは、デフォルトで enabled: false に設定されています。コンポーネントを無効にした次のデフォルト設定を参照してください。
次の YAML サンプルのように、hypershift-local-hosting が有効になっている場合は、前のコンポーネントが有効になっていないことを確認します。
- configOverrides: {}
enabled: true
name: hypershift-local-hosting
- configOverrides: {}
enabled: true
name: hypershift-local-hosting
1.4.3.2.2. Klusterlet アドオンは、NoExecute 効果による node-role.kubernetes.io/infra の taint を許容しません。 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
インフラストラクチャーノードで NoExecute 効果を持つ node-role.kubernetes.io/infra taint を使用すると、アドオン Pod がスタックする可能性があります。
この問題を回避するには、node-role.kubernetes.io/infra taint に対して NoExecute ではなく NoSchedule 効果を使用するか、インフラストラクチャーノードから node-role.kubernetes.io/infra taint を削除します。
1.4.3.2.3. nmstate の制限事項 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
コピーアンドペースト機能を設定することで、開発を迅速化します。assisted-installer で copy-from-mac 機能を設定するには、nmstate 定義インターフェイスと mac-mapping インターフェイスに mac-address を追加する必要があります。mac-mapping インターフェイスは、nmstate 定義インターフェイスの外部で提供されます。そのため、同じ mac-address を 2 回指定する必要があります。
1.4.3.2.4. マネージドクラスターセットを削除してもそのラベルが自動的に削除されない リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ManagedClusterSet を削除した後に、クラスターセットに関連付ける各マネージドクラスターに追加されるラベルは自動的に削除されません。削除したマネージドクラスターセットに含まれる各マネージドクラスターからラベルを手動で削除します。ラベルは cluster.open-cluster-management.io/clusterset:<ManagedClusterSet Name> のようになります。
1.4.3.2.5. ClusterClaim エラー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ClusterPool に対して Hive ClusterClaim を作成し、ClusterClaimspec ライフタイムフィールドを無効な golang 時間値に手動で設定すると、製品は不正な要求だけでなく、すべての ClusterClaims を満たし、リコンサイルを停止します。
clusterclaim-controller Pod ログに次のエラーが表示されます。これは、PoolName と無効な lifetime が含まれている具体的な例です。
E0203 07:10:38.266841 1 reflector.go:138] sigs.k8s.io/controller-runtime/pkg/cache/internal/informers_map.go:224: Failed to watch *v1.ClusterClaim: failed to list *v1.ClusterClaim: v1.ClusterClaimList.Items: []v1.ClusterClaim: v1.ClusterClaim.v1.ClusterClaim.Spec: v1.ClusterClaimSpec.Lifetime: unmarshalerDecoder: time: unknown unit "w" in duration "1w", error found in #10 byte of ...|time":"1w"}},{"apiVe|..., bigger context ...|clusterPoolName":"policy-aas-hubs","lifetime":"1w"}},{"apiVersion":"hive.openshift.io/v1","kind":"Cl|...
E0203 07:10:38.266841 1 reflector.go:138] sigs.k8s.io/controller-runtime/pkg/cache/internal/informers_map.go:224: Failed to watch *v1.ClusterClaim: failed to list *v1.ClusterClaim: v1.ClusterClaimList.Items: []v1.ClusterClaim: v1.ClusterClaim.v1.ClusterClaim.Spec: v1.ClusterClaimSpec.Lifetime: unmarshalerDecoder: time: unknown unit "w" in duration "1w", error found in #10 byte of ...|time":"1w"}},{"apiVe|..., bigger context ...|clusterPoolName":"policy-aas-hubs","lifetime":"1w"}},{"apiVersion":"hive.openshift.io/v1","kind":"Cl|...
無効な要求を削除できます。
不正な要求が削除されると、要求は追加の対話なしに正常にリコンサイルを開始します。
1.4.3.2.6. 製品チャネルが、プロビジョニングされたクラスターと同期されない リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
clusterimageset は fast チャネルに置かれますが、プロビジョニングされたクラスターは stable チャネルにあります。現時点で、製品は channel をプロビジョニングされた OpenShift Container Platform クラスターと同期しません。
OpenShift Container Platform コンソールで適切なチャネルに切り替えます。Administration > Cluster Settings > Details Channel の順にクリックします。
1.4.3.2.7. Ansible 自動化を使用したクラスタープロビジョニングがプロキシー環境で失敗する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
マネージドクラスターを自動的にプロビジョニングするように設定された自動化テンプレートは、次の両方の条件が満たされた場合に失敗する可能性があります。
- ハブクラスターで、クラスター全体のプロキシーが有効になっている。
- Ansible Automation Platform には、プロキシー経由でのみアクセスできます。
1.4.3.2.8. マネージドクラスター namespace を手動で削除できない リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
マネージドクラスターの namespace を手動で削除できません。マネージドクラスター namespace は、マネージドクラスターの割り当てを解除した後に自動的に削除されます。マネージドクラスターの割り当てを解除する前に手動でマネージドクラスター namespace を削除する場合は、マネージドクラスターの削除後にマネージドクラスターに継続的な終了ステータスが表示されます。この終了マネージドクラスターを削除するには、割り当てを解除したマネージドクラスターからファイナライザーを手動で削除します。
1.4.3.2.9. プロビジョニングされたクラスターのシークレットの自動更新はサポートされていない リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラウドプロバイダー側でクラウドプロバイダーのアクセスキーを変更する場合は、multicluster engine Operator のコンソールでこのクラウドプロバイダーの対応する認証情報を更新する必要もあります。これは、マネージドクラスターがホストされ、マネージドクラスターの削除を試みるクラウドプロバイダーで認証情報の有効期限が切れる場合に必要です。
1.4.3.2.10. クラスターを破棄するプロセスが完了しない リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
マネージドクラスターを破棄してから 1 時間経過してもステータスが Destroying のままで、クラスターが破棄されません。この問題を解決するには、以下の手順を実行します。
- クラウドに孤立したリソースがなく、マネージドクラスターに関連付けられたプロバイダーリソースがすべて消去されていることを確認します。
以下のコマンドを入力して、削除するマネージドクラスターの
ClusterDeployment情報を開きます。oc edit clusterdeployment/<mycluster> -n <namespace>
oc edit clusterdeployment/<mycluster> -n <namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow myclusterは、破棄するマネージドクラスターの名前に置き換えます。namespaceは、マネージドクラスターの namespace に置き換えます。-
hive.openshift.io/deprovisionファイナライザーを削除し、クラウドのクラスターリソースを消去しようとするプロセスを強制的に停止します。 -
変更を保存して、
ClusterDeploymentが削除されていることを確認します。 以下のコマンドを実行してマネージドクラスターの namespace を手動で削除します。
oc delete ns <namespace>
oc delete ns <namespace>Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow namespaceは、マネージドクラスターの namespace に置き換えます。
Red Hat Advanced Cluster Management コンソールを使用して、OpenShift Container Platform Dedicated 環境にある OpenShift Container Platform マネージドクラスターをアップグレードすることはできません。
1.4.3.2.12. OpenShift Container Platform 以外のマネージドクラスターには、Pod ログ用に ManagedServiceAccount または LoadBalancer が必要です リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ManagedServiceAccount とクラスタープロキシーアドオンは、Red Hat Advanced Cluster Management バージョン 2.10 以降でデフォルトで有効になっています。アップグレード後にアドオンが無効になっている場合は、ManagedServiceAccount およびクラスタープロキシーアドオンを手動で有効にして、Pod ログ機能を使用する必要があります。
ManagedServiceAccount を有効にする方法は、ManagedServiceAccount アドオン を参照してください。また、クラスタープロキシーアドオンを有効にする方法は、クラスタープロキシーアドオンの設定 を参照してください。
-
ManagedServiceAccountアドオンを有効にする方法については、ManagedServiceAccount アドオン を参照してください。 - クラスタープロキシーアドオンを有効にする方法については、クラスタープロキシーアドオンの使用 を参照してください。
1.4.3.2.13. クライアントが iPXE スクリプトにアクセスできない リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
iPXE は、オープンソースのネットワークブートファームウェアです。詳細は、iPXE を参照してください。
ノードの起動時に、一部の DHCP サーバーの URL の長さ制限により、InfraEnv カスタムリソース定義の ipxeScript URL が切り取られ、コンソールに次のエラーメッセージが表示されます。
起動可能なデバイスがありません
この問題を回避するには、以下の手順を実行します。
-
自動インストールを使用して
bootArtifactsを公開する場合は、InfraEnvカスタムリソース定義を適用します。これは次のファイルのようになります。
-
短い URL で
bootArtifactsを公開するプロキシーサーバーを作成します。 次のコマンドを実行して、
bootArtifactsをコピーし、プロキシーに追加します。for artifact in oc get infraenv qe2 -ojsonpath="{.status.bootArtifacts}" | jq ". | keys[]" | sed "s/\"//g" do curl -k oc get infraenv qe2 -ojsonpath="{.status.bootArtifacts.${artifact}}"` -o $artifactfor artifact in oc get infraenv qe2 -ojsonpath="{.status.bootArtifacts}" | jq ". | keys[]" | sed "s/\"//g" do curl -k oc get infraenv qe2 -ojsonpath="{.status.bootArtifacts.${artifact}}"` -o $artifactCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
ipxeScriptアーティファクトプロキシー URL をlibvirt.xmlのbootpパラメーターに追加します。
1.4.3.2.14. Red Hat Advanced Cluster Management のアップグレード後に ClusterDeployment を削除できない リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Advanced Cluster Management 2.6 で削除された BareMetalAssets API を使用している場合、BareMetalAssets API が ClusterDeployment にバインドされているため、Red Hat Advanced Cluster Management 2.7 にアップグレードした後に ClusterDeployment を削除することはできません。
この問題を回避するには、以下のコマンドを実行して、Red Hat Advanced Cluster Management 2.7 にアップグレードする前に finalizers を削除します。
oc patch clusterdeployment <clusterdeployment-name> -p '{"metadata":{"finalizers":null}}' --type=merge
oc patch clusterdeployment <clusterdeployment-name> -p '{"metadata":{"finalizers":null}}' --type=merge
1.4.3.2.15. ManagedClusterSet API 仕様の制限 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Clustersets API を使用する場合、selectorType: LaberSelector 設定がサポートされません。selectorType: ExclusiveClusterSetLabel 設定がサポートされています。
1.4.3.2.16. クラスターキュレーターが OpenShift Container Platform Dedicated クラスターをサポートしていない リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ClusterCurator リソースを使用して OpenShift Container Platform Dedicated クラスターをアップグレードすると、クラスターキュレーターが OpenShift Container Platform Dedicated クラスターをサポートしていないため、アップグレードが失敗します。
1.4.3.2.17. カスタム Ingress ドメインが正しく適用されない リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
マネージドクラスターのインストール中に ClusterDeployment リソースを使用してカスタム Ingress ドメインを指定できますが、変更はインストール後に SyncSet リソースを使用してのみ適用されます。その結果、clusterdeployment.yaml ファイルの spec フィールドには、指定したカスタム Ingress ドメインが表示されますが、status には引き続きデフォルトのドメインが表示されます。
1.4.3.2.18. ManagedClusterAddOn のステータスが停止する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ManagedClusterAddOn で設定を定義して ClusterManagementAddon の一部の設定をオーバーライドすると、ManagedClusterAddOn が次のステータスで停止する可能性があります。
progressing... mca and work configs mismatch
progressing... mca and work configs mismatch
ManagedClusterAddOn のステータスを確認すると、設定が存在する場合でも、設定の一部に空の spec ハッシュがあります。以下の例を参照してください。
この問題を解決するには、次のコマンドを実行して ManagedClusterAddOn を削除し、ManagedClusterAddOn を再インストールして回復します。<cluster-name> は、ManagedClusterAddOn の namespace に置き換えます。<addon-name> は、ManagedClusterAddOn の名前に置き換えます。
oc -n <cluster-name> delete managedclusteraddon <addon-name>
oc -n <cluster-name> delete managedclusteraddon <addon-name>
1.4.3.2.19. マネージドサービスアカウント エージェントは tolerations と nodeSelector の設定による影響を受けない リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MultiClusterEngine および MultiClusterHub リソースに設定された tolerations と nodeSelector 設定は、ローカルクラスターにデプロイされた managed-serviceaccount エージェントには影響しません。マネージドサービスアカウント アドオンは、ローカルクラスターでは必ずしも必要というわけではありません。
managed-serviceaccount アドオンが必要な場合は、次の手順を実行することで問題を回避できます。
-
addonDeploymentConfigカスタムリソースを作成します。 -
ローカルクラスターおよび
managed-serviceaccountエージェントのtolerationsおよびnodeSelectorの値を設定します。 -
作成した
addonDeploymentConfigカスタムリソースを使用するように、ローカルクラスター namespace でmanaged-serviceaccountManagedClusterAddonを更新します。
addonDeploymentConfig カスタムリソースを使用してアドオンの tolerations と nodeSelector を設定する方法の詳細は、klusterlet アドオンの設定 を参照してください。
1.4.3.3. Central Infrastructure Management リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 4.19 より前のバージョンを使用してシングルノード OpenShift クラスターをインストールする場合、InfraEnv カスタムリソースと起動されるホストが、シングルノード OpenShift クラスターのインストールに使用するのと同じ OpenShift Container Platform バージョンを使用する必要があります。バージョンが一致しない場合はインストールが失敗します。
この問題を回避するには、Discovery ISO を使用してホストを起動する前に InfraEnv リソースを編集し、次の内容を含めます。<4.x> は、インストールする osImageVersion に置き換えます。
apiVersion: agent-install.openshift.io/v1beta1 kind: InfraEnv spec: osImageVersion: "<4.x>"
apiVersion: agent-install.openshift.io/v1beta1
kind: InfraEnv
spec:
osImageVersion: "<4.x>"
1.4.3.3.2. ホストインベントリーを使用して検出イメージで起動し、ホストを自動的に追加できない リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ホストインベントリーまたは InfraEnv カスタムリソースを使用して検出イメージで起動し、ホストを自動的に追加できません。BareMetalHost リソースに以前の InfraEnv リソースを使用していて、自分でイメージを起動する場合は、新しい InfraEnv リソースを作成することで問題を回避できます。
1.4.3.3.3. BareMetalHost リソースを削除すると、ノードがシャットダウンする リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ハブクラスターから BareMetalHost リソースを削除すると、ノードがシャットダウンします。ノードは手動で再び電源をオンにすることができます。
1.4.4. multicluster engine Operator を使用したクラスターライフサイクルの非推奨化と削除 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
製品の一部が非推奨になるタイミングや multicluster engine Operator から削除されるタイミングを説明します。推奨アクション および詳細にある、代わりのアクションを検討してください。これは、現在のリリースおよび、1 つ前のリリースと 2 つ前のリリースの表に記載されています。このリリースで該当するセクションに追加する項目がなかった場合、テーブルは削除されています。
非推奨: multicluster engine Operator 2.4 以前のバージョンはサポートされなくなりました。ドキュメントは引き続き利用可能になる可能性がありますが、修正された問題やその他の更新に関するエラータリリースは行われません。
ベストプラクティス: 最新バージョンにアップグレードします。
1.4.4.1. 製品の非推奨と削除 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
非推奨 のコンポーネント、機能またはサービスはサポートされますが、使用は推奨されておらず、今後のリリースで廃止される可能性があります。以下の表に記載されている 推奨アクション と詳細の代替アクションを検討してください。
| 製品またはカテゴリー | 影響を受けるアイテム | バージョン | 推奨されるアクション | 詳細およびリンク |
|---|---|---|---|---|
| API のドキュメント | multicluster engine Operator API ドキュメント | multicluster engine Operator 2.8 | ドキュメントではなく、コンソールまたはターミナルから現在のサポートされている API を確認します。 | なし |
| KlusterletConfig |
| 2.7 |
| なし |
| KlusterletConfig |
| 2.7 |
| なし |
| KlusterletConfig |
| 2.7 |
| None |
通常、削除 された項目は、以前のリリースで非推奨となった機能で、製品では利用できなくなっています。削除された機能には、代わりの方法を使用する必要があります。以下の表に記載されている 推奨アクション と詳細の代替アクションを検討してください。
| 製品またはカテゴリー | 影響を受けるアイテム | バージョン | 推奨されるアクション | 詳細およびリンク |
|---|---|---|---|---|
| クラスターライフサイクル |
| 2.9 | なし | なし |
| クラスターライフサイクル | Red Hat Virtualization でのクラスターの作成 | 2.6 | なし | なし |
| クラスターライフサイクル | Klusterlet Operator Lifecycle Manager Operator | 2.6 | なし | なし |