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1.3. クラスター間で仮想マシンの移行（テクノロジープレビュー）

仮想マシンの移行は、クラスターのアップグレード中のリソースの移動、メンテナンスのためにノードをクリアする必要がある場合、または設定の変更時にリソースを移動するのに役立ちます。移行を有効にすると、Red Hat OpenShift Virtualization は acm/cnv-operator-install ラベル付きでマネージドクラスターに自動的にインストールされます。仮想化のための移行ツールキットもハブクラスターにインストールされます。

必要なアクセス権: クラスター管理者

前提条件

  • openshift-cnv namespace にアクセスできる必要があります。
  • kubevirt.io:admin ロールがターゲットクラスターとソースクラスターの両方として設定されている。
  • ハブクラスター用の kubevirt.io-acm-hub:admin と、ターゲットのマネージドクラスター用の kubevirt.io-acm-managed:admin がある。
  • 最新バージョンの OpenShift Container Platform がインストールされている。OpenShift Container Platform の概要 を参照してください。

仮想マシンの移行を開始するには、次の手順を実行します。

  1. Red Hat OpenShift Virtualization の統合用に cnv-mtv-integrations-preview コンポーネントを有効にします。

    1. 次のコマンドを実行して、multiclusterhub インスタンスを編集します。 
    oc edit MultiClusterHub multiclusterhub -n open-cluster-management
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    1. コンポーネント 仕様から、cnv-mtv-integrations-preview コンポーネントに対して enabled パラメーターを true に設定します。

  2. 仮想化の移行ツールキットがクラスターで利用可能であることを確認します。以下のコマンドを実行します。 

    oc get clustermanagementaddon mtv-operator  -o jsonpath='{.status.installProgressions[*].conditions[*].reason}
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  3. 以下のコマンドを使用して kubevirt-hyperconverged リソースがクラスターで利用可能であることを確認します。 

    oc get clustermanagementaddon kubevirt-hyperconverged -o jsonpath='{.status.installProgressions[*].conditions[*].reason}
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  4. 以下のコマンドを使用して kubevirt-hyperconverged-operator がクラスターで利用できることを確認します。 

    oc get clustermanagementaddon kubevirt-hyperconverged-operator -o jsonpath='{.status.installProgressions[*].conditions[*].reason}
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  5. クラスターを仮想マシン移行のソースまたはターゲットとして指定するには、acm/cnv-operator-install: "true" のラベルをクラスターに適用します。

  6. OpenShift Virtualization コンソールからクラスター間の移行を有効にします。以下の手順を実行します。

    1. ナビゲーションメニューから Virtualization > Overview を選択します。
    2. プレビュー機能にアクセスするには、Settings > Preview Features をクリックします。
    3. Enable Kubevirt cross cluster migration を true に設定します。

  7. オプション： customizedVariables 仕様を更新して、HyperConverged リソース内のライブマイグレーション用にネットワークを設定します。ネットワークキーと値を cnv-hco-config AddOnDeploymentConfig リソースに追加します。AddOnDeployment リソースは以下の例のようになります。 

    apiVersion: addon.open-cluster-management.io/v1alpha1
kind: AddOnDeploymentConfig
metadata:
  name: cnv-hco-config
  namespace: open-cluster-management
spec:
  agentInstallNamespace: openshift-cnv
  customizedVariables:
    - name: LIVE_NETWORK_KEY
      value: network
    - name: LIVE_NETWORK_VALUE
      value: {{ NetworkAttachmentDefinition name like lm-network }}
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1.3.1. 関連情報
リンクのコピー

  • 仮想マシンをクラスター内の他のノードに移動する方法は、ライブ移行 を参照してください。
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