1.2. クラスターの klusterlet アドオン設定の変更
ハブクラスターを使用して設定を変更するには、KlusterletAddonConfig
の設定を変更します。
KlusterletAddonConfig
コントローラーは、klusterletaddonconfigs.agent.open-cluster-management.io
Kubernetes リソースの設定に合わせて有効化/無効化される機能を管理します。以下で KlusterletAddonConfig
を参照してください。
apiVersion: agent.open-cluster-management.io/v1 kind: KlusterletAddonConfig metadata: name: <cluster-name> namespace: <cluster-name> spec: clusterName: <cluster-name> clusterNamespace: <cluster-name> clusterLabels: cloud: auto-detect vendor: auto-detect applicationManager: enabled: true certPolicyController: enabled: true iamPolicyController: enabled: true policyController: enabled: true searchCollector: enabled: false version: 2.5.0
1.2.1. klusterlet アドオン設定の説明
以下の設定は、klusterletaddonconfigs.agent.open-cluster-management.io
の Kubernetes リソースで更新できます。
設定名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
applicationmanager |
| このコントローラーは、マネージドクラスターでアプリケーションのサブスクリプションライフサイクルを管理します。 |
certPolicyController |
| このコントローラーは、マネージドクラスターで証明書ベースのポリシーを有効にします。 |
iamPolicyController |
| このコントローラーは、マネージドクラスターで IAM ベースのポリシーライフサイクルを有効にします。 |
policyController |
| このコントローラーは、マネージドクラスターの他の全ポリシールールを有効にします。 |
searchCollector |
| このコントローラーを使用して、リソースインデックスデータをハブクラスターに定期的に戻します。 |
1.2.2. ハブクラスターのコンソールを使用した変更
ハブクラスターを使用して、klusterletaddonconfigs.agent.open-cluster-management.io
リソースの設定を変更できます。設定の変更には、以下の手順を実行します。
- ハブクラスターの Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes コンソールにログインします。
- ハブクラスターコンソールのヘッダーメニューから Search アイコンを選択します。
-
検索パラメーターに、
kind:klusterletaddonconfigs
の値を入力します。 - 更新するエンドポイントリソースを選択します。
-
spec
セクションから、Edit を選択してコンテンツを編集します。 - 設定を変更します。
- Save を選択して変更を適用します。
1.2.3. ハブクラスターのコマンドラインを使用した変更
ハブクラスターを使用して設定を変更するには、cluster-name
namespace へのアクセス権が必要です。以下の手順を実行します。
- ハブクラスターにログインします。
以下のコマンドを入力してリソースを編集します。
kubectl edit klusterletaddonconfigs.agent.open-cluster-management.io <cluster-name> -n <cluster-name>
-
spec
セクションを検索します。 - 必要に応じて設定を変更します。