第2章 roxctl CLI を使用して手動でアップグレード


サポートされている古いバージョンから、Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes の最新バージョンにアップグレードできます。

Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes を最新バージョンにアップグレードするには、以下を実行する必要があります。

  • Central データベースをバックアップする
  • Central をアップグレードする
  • roxctl CLI をアップグレードする
  • スキャナーをアップグレードする
  • 保護されたすべてのクラスターがアップグレードされていることを確認する

2.1. Central データベースのバックアップ

Central データベースをバックアップし、そのバックアップを使用して、インフラストラクチャーの障害が発生した場合に、失敗したアップグレードまたはデータの復元からロールバックすることができます。

前提条件

  • Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes のすべてのリソースに対する read 権限を持つ API トークンがある。Analyst システムロールには、すべてのリソースに対する read 権限がある。
  • roxctl CLI をインストールした。
  • ROX_API_TOKEN および ROX_CENTRAL_ADDRESS 環境変数を設定した。

手順

  • backup コマンドを実行します。

    • Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes 3.0.55 以降の場合:

      $ roxctl -e "$ROX_CENTRAL_ADDRESS" central backup
    • Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes 3.0.54 以前の場合:

      $ roxctl -e "$ROX_CENTRAL_ADDRESS" central db backup
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.