10.7. イメージの Dockerfile の表示
Vulnerability Management ビューを使用して、イメージの脆弱性の根本的な原因を検索します。Dockerfile を表示して、Dockerfile 内のどのコマンドが脆弱性を導入したか、およびその単一のコマンドに関連付けられているすべてのコンポーネントを正確に見つけることができます。
Dockerfile セクションには、次の情報が表示されます。
- Dockerfile のすべてのレイヤー
- 各レイヤーの命令とその値
- 各レイヤーに含まれるコンポーネント
- 各レイヤーのコンポーネントの CVE 数
特定のレイヤーで導入されたコンポーネントがある場合は、デプロイメントアイコンを選択してコンポーネントの概要を表示できます。これらのコンポーネントに CVE がある場合は、個別のコンポーネントのデプロイメントアイコンを選択して、そのコンポーネントに影響を与える CVE の詳細を取得できます。
手順
- RHACS ポータルに移動し、ナビゲーションメニューから Vulnerability Management をクリックします。
- 最もリスクの Top Riskiest Images ウィジェットからイメージを選択するか、ダッシュボードの上部にある Images ボタンをクリックしてイメージを選択します。
- Image の詳細 ビューで、Dockerfile の横にある展開アイコンを選択して、手順、値、作成日、およびコンポーネントの概要を表示します。
- 詳細情報を表示するには、個別のコンポーネントの展開アイコンを選択します。