4.3. Red Hat OpenShift で RHACS 用のクラスター登録シークレットまたは init バンドルを生成および適用する


Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes (RHACS) の Central でセキュアクラスターを認証するには、有効な認証情報を生成して適用する必要があります。対話的な管理を行う場合は、RHACS ポータルを使用してクラスター登録シークレット (CRS) または init バンドルを生成できます。また、自動化のためにこれらのファイルを生成する場合は、roxctl CLI を使用するか、Central のエンドポイントに対する curl を使用した API 呼び出しを使用することもできます。生成された YAML ファイルをクラスターに適用することで、サービス間のセキュアな通信が可能になります。

クラスター登録シークレット (CRS) は、認証シークレットの一種であり、init バンドルよりもセキュリティーが高く、使い方も簡単です。CRS には、Operator および Helm インストール方法を使用して RHACS をインストールする際に使用できるトークンが 1 つ含まれています。

CRS は新しいセキュアクラスターの登録にのみ使用されるため、より強力なセキュリティーを提供します。漏洩した場合、init バンドル内の証明書とキーは、セキュアクラスターで実行されているサービスになりすますために使用される可能性があります。対照的に、CRS 内の証明書とキーは、新しいクラスターを 登録 するためにのみ使用できます。

CRS を使用してクラスターがセットアップされると、Central によってサービス固有の証明書が発行され、新しいセキュアクラスターに送信されます。これらのサービス証明書は、Central とセキュアクラスター間の通信に使用されます。したがって、クラスターの登録後、セキュアクラスターを切断せずに CRS を取り消すことができます。

init バンドルであれば、セキュアクラスター上のシークレットの手動更新が必要になった際に、既存のセキュアクラスターに再適用することができます。それとは異なり、新しい CRS をクラスターに適用して Central とセキュアクラスター間の通信を再確立することはできません。セキュアクラスターの CRS に問題が発生した場合、たとえば証明書と鍵が削除された場合は、Central で元の CRS を失効させ、セキュアクラスターから削除する必要があります。その後、Central で新しい CRS を作成し、その新しい CRS をセキュアクラスターに適用します。

4.3.1. セキュアクラスターの認証方法

セキュアクラスターのインストール時には、クラスター登録シークレット (CRS) または init バンドルを使用できます。これにより、Central クラスターとセキュアクラスターがセキュアに通信できるようになります。

セキュアクラスターをセットアップする前に、CRS または init バンドルを生成する必要があります。セキュアクラスターは、含まれているシークレットを使用して Central との初期認証を行います。CRS または init バンドルは、RHACS ポータルまたは roxctl CLI のいずれかを使用して生成できます。

その後、OpenShift Container Platform の Web コンソールか、oc または kubectl CLI を使用して、CRS または init バンドルを適用できます。Helm を使用して RHACS をインストールする場合は、helm install コマンドの実行時に CRS または init バンドルを指定します。

注記

CRS または init バンドルを生成するには、Admin ユーザーロールが必要です。

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