第16章 デプロイメントコレクションの作成と使用
RHACS のコレクションを使用して、マッチングパターンを使用してリソースのグループを定義し、名前を付けることができます。その後、これらのコレクションを使用するように、システムプロセスを設定できます。
現在、コレクションは次の条件下でのみ利用可能です。
- コレクションはデプロイメントでのみ使用できます。
- コレクションは、脆弱性レポートでのみ使用できます。詳細は、関連情報セクションの「脆弱性レポート」を参照してください。
デプロイメントコレクションは、PostgreSQL データベースを使用している RHACS 顧客のみが利用できます。
注記デフォルトでは、RHACS Cloud Service は PostgreSQL データベースを使用し、RHACS リリース 4.0 以降をインストールするときにもデフォルトで使用されます。3.74 より前のリリースを使用している RHACS のお客様は、Red Hat の支援を受けて PostgreSQL データベースに移行できます。
16.1. 前提条件
コレクション機能を使用するには、ユーザーアカウントに次の権限が必要です。
-
WorkflowAdministration
: コレクションを表示するには、読み取り アクセス権限が必要であり、コレクションを追加、変更、または削除するには、書き込み アクセス権限が必要です。 -
Deployment
: 設定されたルールがデプロイメントとどのように一致するかを理解するには、読み取りアクセス または 読み取りおよび書き込みアクセス が必要です。
これらの権限は、Admin
システムロールに含まれています。ロールとパーミッションの詳細は、「関連情報」の「RHACS での RBAC の管理」を参照してください。