5.2. セキュアクラスターサービス
セキュアクラスターサービスには、次のコンポーネントが含まれています。
- Sensor
- Admission コントローラー
- Collector
- Scanner (オプション)
- Scanner V4 (オプション)
Web プロキシーまたはファイアウォールを使用する場合は、セキュアクラスターと Central が HTTPS ポート 443 で通信できることを確認する必要があります。
5.2.1. Sensor リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Sensor は、Kubernetes および OpenShift Container Platform クラスターをモニターします。これらのサービスは現在、単一のデプロイメントにデプロイされており、Kubernetes API とのやり取りを処理し、他の Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes コンポーネントと調整します。
5.2.1.1. ディスクおよびメモリーの要件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次の表は、セキュアクラスターに Sensor をインストールして実行するために必要な最小 CPU およびメモリー値を示しています。
| Sensor | CPU | メモリー |
|---|---|---|
| 要求 | 2 コア | 4 GiB |
| 制限 | 4 コア | 8 GiB |
5.2.2. Admission コントローラー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Admission コントローラーは、ユーザーが設定したポリシーに違反するワークロードを作成するのを防ぎます。
5.2.2.1. ディスクおよびメモリーの要件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
デフォルトでは、アドミッションコントロールサービスは 3 つのレプリカを実行します。次の表に、各レプリカのリクエストと制限を示します。
| Admission コントローラー | CPU | メモリー |
|---|---|---|
| 要求 | 0.05 コア | 100 MiB |
| 制限 | 0.5 コア | 500 MiB |
5.2.3. Collector リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Collector は、DaemonSet としてセキュアクラスター内の各ノードのランタイムアクティビティーを監視します。Sensor に接続してこの情報をレポートします。コレクター Pod には 3 つのコンテナーがあります。最初のコンテナーは Collector で、ノード上の実行時アクティビティーを監視して報告します。他の 2 つはコンプライアンスと node-inventory です。
5.2.3.1. コレクション要件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
CORE_BPF 収集方法を使用するには、ベースカーネルが BTF をサポートし、BTF ファイルが Collector で使用できる必要があります。通常、カーネルのバージョンは 5.8 (RHEL ノードの場合は 4.18) 以降である必要があり、CONFIG_DEBUG_INFO_BTF 設定オプションを設定する必要があります。
Collector は、次の一覧に示されている標準の場所で BTF ファイルを検索します。
例5.1 BTF ファイルの場所
/sys/kernel/btf/vmlinux
/boot/vmlinux-<kernel-version>
/lib/modules/<kernel-version>/vmlinux-<kernel-version>
/lib/modules/<kernel-version>/build/vmlinux
/usr/lib/modules/<kernel-version>/kernel/vmlinux
/usr/lib/debug/boot/vmlinux-<kernel-version>
/usr/lib/debug/boot/vmlinux-<kernel-version>.debug
/usr/lib/debug/lib/modules/<kernel-version>/vmlinux
これらのファイルのいずれかが存在する場合は、カーネルに BTF サポートがあり、CORE_BPF が設定可能である可能性があります。
5.2.3.2. ディスクおよびメモリーの要件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
デフォルトでは、コレクター Pod は 3 つのコンテナーを実行します。次の表に、各コンテナーの要求と制限、および各 Collector Pod の合計を示します。
5.2.3.2.1. Collector コンテナー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
| タイプ | CPU | メモリー |
|---|---|---|
| 要求 | 0.06 コア | 320 MiB |
| 制限 | 0.9 コア | 1000 MiB |
5.2.3.2.2. Compliance コンテナー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
| タイプ | CPU | メモリー |
|---|---|---|
| 要求 | 0.01 コア | 10 MiB |
| 制限 | 1 コア | 2000 MiB |
5.2.3.2.3. Node-inventory コンテナー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
| タイプ | CPU | メモリー |
|---|---|---|
| 要求 | 0.01 コア | 10 MiB |
| 制限 | 1 コア | 500 MiB |
5.2.3.2.4. Collector Pod の合計要件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
| タイプ | CPU | メモリー |
|---|---|---|
| 要求 | 0.07 コア | 340 MiB |
| 制限 | 2.75 コア | 3500 MiB |
5.2.4. Scanner リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
5.2.4.1. ディスクおよびメモリーの要件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この表の要件は、デフォルトである 3 レプリカに基づいています。
| StackRox Scanner | CPU | メモリー |
|---|---|---|
| 要求 | 3 コア | 4500 MiB |
| 制限 | 6 コア | 12 GiB |
StackRox Scanner では、データを保存するために Scanner DB (PostgreSQL 15) が必要です。次の表に、Scanner-DB のインストールと実行に必要な最小メモリーとストレージの値を示します。
| Scanner DB | CPU | メモリー |
|---|---|---|
| 要求 | 0.2 コア | 512 MiB |
| 制限 | 2 コア | 4 GiB |
5.2.5. Scanner V4 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Scanner V4 は任意です。Scanner V4 がセキュアクラスターにインストールされている場合は、次の要件が適用されます。
5.2.5.1. CPU、メモリー、ストレージの要件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
5.2.5.2. Scanner V4 Indexer リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この表の要件は、デフォルトである 2 レプリカに基づいています。
| Scanner V4 Indexer | CPU | メモリー |
|---|---|---|
| 要求 | 2 コア | 3000 MiB |
| 制限 | 4 コア | 6 GiB |
5.2.5.3. Scanner V4 DB リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Scanner V4 では、データを保存するには Scanner V4 DB (PostgreSQL 15) が必要です。次の表に、Scanner V4 DB をインストールして実行するために必要な CPU、メモリーとストレージの最小値を示します。Scanner V4 DB の場合、PVC は必須ではありませんが、最適なパフォーマンスを確保するため、強く推奨されます。
| Scanner V4 DB | CPU | メモリー | ストレージ |
|---|---|---|---|
| 要求 | 0.2 コア | 2 GiB | 10 GiB |
| 制限 | 2 コア | 4 GiB | 10 GiB |