2.2. Operator Lifecycle Manager を使用した AMQ Online のインストールおよび設定
Operator Lifecycle Manager を使用して AMQ Online の評価インスタンスをインストールし、設定できます。
OpenShift Container Platform 4.x では、Operator Lifecycle Manager(OLM)を使用することにより、ユーザーはすべての Operator およびクラスター全体で実行される関連サービスをインストールし、更新し、管理することができます。これは、Kubernetes のネイティブアプリケーション(Operator)を効果的かつ自動化されたスケーラブルな方法で管理するために設計されたオープンソースツールキットの Operator Framework の一部です。
OLM は OpenShift Container Platform 4.x でデフォルトで実行されます。これは、クラスター管理者がクラスターで実行されている Operator をインストールし、アップグレードし、アクセスをこれに付与するのに役立ちます。OpenShift Container Platform コンソールは、クラスター管理者が Operator をインストールしたり、クラスターで利用可能な Operator のカタログを使用できるように特定のプロジェクトアクセスを付与したりするのに使用する管理画面を提供します。
OperatorHub は、OpenShift クラスター管理者が Operator を検出、インストール、およびアップグレードするために使用するグラフィカルインターフェースです。1 回のクリックで、これらの Operator を OperatorHub からプルし、クラスターにインストールし、OLM で管理し、エンジニアリングチームが開発、テスト、および実稼働環境でソフトウェアをセルフサービスで管理される状態にすることができます。
2.2.1. OpenShift Container Platform コンソールを使用した OperatorHub からの AMQ Online のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform コンソールで OperatorHub を使用すると、AMQ Online Operator を OpenShift Container Platform 4.x クラスターにインストールできます。
- AMQ Online 1.7 は長期(Long Term Support)のリリースバージョンとして指定されています。バグ修正およびセキュリティーアドバイザリーは、一連のマイクロリリース(1.7.1、1.7.2、1.7.3 など)で AMQ Online 1.7 で利用可能になります。
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AMQ Online 1.7 の Operator の最新の LTS バージョンをインストールする必要があります。AMQ Online 1.7 の最新の LTS バージョンをインストールするには、
stableというラベルが付けられた Operator チャネルを選択します。
AMQ Online Operator を openshift-operators プロジェクトにインストールし、デプロイする必要があります。
前提条件
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cluster
-admin パーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform 4.x クラスターにアクセスできること。
手順
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OpenShift Container Platform コンソールで、
cluster-admin権限を持つアカウントを使用してログインします。 - Operators > OperatorHub の順にクリックします。
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Filter by keyword ボックスで AMQ Online を入力し、
AMQ OnlineOperator を検索します。 - AMQ Online Operator をクリックします。Operator についての情報が表示されます。
- Operator についての情報を確認してから、Install をクリックします。Install Operator ページが表示されます。
Install Operator ページで、すべてのデフォルト設定を受け入れ、Install をクリックします。
注記All namespaces on the cluster(default) は Operator をデフォルトの openshift-operators プロジェクトにインストールし、Operator をクラスター内のすべてのプロジェクトで利用可能にします。
サブスクリプションのアップグレードステータスが Up to date と表示されたら、Operators > Installed Operators をクリックし、AMQ Online ClusterServiceVersion(CSV)が表示され、そのステータスが 最終的 に openshift-operators プロジェクトで InstallSucceeded に解決することを確認します。
注記All namespaces… インストールモードでは、ステータスは openshift-operators プロジェクトで InstallSucceeded になりますが、他のプロジェクトを表示する場合は、ステータスは Copied になります。
トラブルシューティングに関する情報は、OpenShift Container Platform のドキュメント を参照してください。