5.3. JVM メトリックを収集するためのブローカーの設定
以下の手順では、ガベージコレクション (GC)、メモリー、およびスレッドの Java 仮想マシン (JVM) メトリックを収集するようにブローカーを設定する方法を説明します。
前提条件
- ブローカー設定で Prometheus メトリックプラグインを有効にしている。詳細は、「AMQ Broker の Prometheus メトリックプラグインの有効化」 を参照してください。
手順
-
<broker_instance_dir>/etc/broker.xml
設定ファイルを開きます。 Prometheus メトリックプラグインを有効にする際に設定に追加した
<metrics>
要素で、ブローカーがガベージコレクション (GC)、メモリー、およびスレッドに対して JVM メトリックを収集するかどうかを指定します。以下に例を示します。<metrics> <jvm-gc>true</jvm-gc> <jvm-memory>true</jvm-memory> <jvm-threads>true</jvm-threads> <plugin class-name="org.apache.activemq.artemis.core.server.metrics.plugins.ArtemisPrometheusMetricsPlugin"/> </metrics>
注記設定に
jvm-memory
パラメーターを明示的に追加したり、値を指定したりしない場合、ブローカーはデフォルト値のtrue
を使用します。これは、ブローカーはデフォルトで JVM メモリーメトリックをエクスポートすることを意味します。jvm-gc
およびjvm-threads
パラメーターのデフォルト値はfalse
です。-
broker.xml
設定ファイルを保存します。ブローカーは、有効にした JVM メトリックの収集を開始します。これらのメトリックは Prometheus 形式にもエクスポートされます。