4.3. テストメッセージの生成および使用
ブローカーの起動後に、ブローカーが適切に実行されていることを確認する必要があります。そのためには、いくつかのテストメッセージを作成してブローカーに送信し、使用します。
手順
artemis producerコマンドを使用していくつかのテストメッセージを生成し、ブローカーに送信します。このコマンドは、ブローカーに自動的に作成される
helloworldアドレスにメッセージを 100 個送信します。プロデューサーは、サポートされるすべてのメッセージングプロトコルを受け入れるデフォルトのポート 61616 を使用してブローカーに接続します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Web コンソールを使用して、ブローカーに保存されているメッセージを表示します。
- Web ブラウザーで、http://localhost:8161 にアクセスします。
ブローカーインスタンスの作成時に作成したデフォルトのユーザー名およびパスワードを使用して、コンソールにログインします。
Attributesタブが表示されます。Attributesタブで menu:addresses[helloworld > queues >"anycast" > helloworld] に移動します。前の手順で、
helloworldアドレスにメッセージを送信しています。これにより、キュー (helloworldという名前) を持つ新しい anycasthelloworldアドレスが作成されました。Message count属性は、現在helloworldに送信された 100 個のメッセージがすべてこのキューに保存されていることを示しています。図4.1 メッセージ数
artemis consumerコマンドを使用して、ブローカーに保存されているメッセージ 50 個を消費します。このコマンドは、以前にブローカーに送信した 50 のメッセージを使用します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Web コンソールで、
Message countが 50 であることを確認します。メッセージが 50 個消費され、
helloworldキューに格納されているメッセージ数の残りは 50 個になります。ブローカーを停止し、残りのメッセージ 50 個が
helloworldキューに保存されていることを確認します。- ブローカーが実行されているターミナルで、kbd:[Ctrl+C] を押してブローカーを停止します。
ブローカーを再起動します。
/var/opt/amq-broker/mybroker/bin/artemis run
$ /var/opt/amq-broker/mybroker/bin/artemis runCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
Web コンソールで、
helloworldキューに戻り、キューに保存されているメッセージが 50 個であることを確認します。
残りの 50 個メッセージを使用します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Web コンソールで、
Message countが 0 であることを確認します。helloworldキューに保存されているメッセージはすべて消費され、キューが空になりました。