4.3. JFR レコーディングのラベル


Cryostat で JDK Flight Recorder (JFR) レコーディングを作成する場合、一連のキーと値のラベルのペアを指定することで、レコーディングにメタデータを追加できます。

さらに、ターゲット JVM 内にある JFR レコーディングにカスタムラベルを割り当てることができるため、JFR レコーディングを簡単に識別してより適切に管理できます。

一般的なレコーディングラベルの使用例を以下に示します。

  • JFR レコーディングにメタデータを割り当てる。
  • 同一のラベルを含むレコーディングに対してバッチ操作を実行する。
  • レコーディングに対してクエリーを実行するときにラベルを使用する。

Cryostat を使用すると、コンテナー化されたアプリケーションで JVM のパフォーマンスを監視する JFR レコーディングを作成できます。さらに、アクティブな JFR レコーディングのスナップショットを作成して、ターゲット JVM アプリケーションの特定の時点までの収集データをキャプチャーできます。

4.3.1. JFR レコーディングへのラベルの追加

Cryostat で JFR レコーディングを作成する場合、ラベルを使用して、キーと値のラベルのペアを含むメタデータをレコーディングに追加できます。

Cryostat は、作成された JFR レコーディングにデフォルトのレコーディングラベルを適用します。これらのデフォルトラベルは、Cryostat が JFR レコーディングの作成に使用したイベントテンプレートに関する情報を取得します。

カスタムラベルを JFR レコーディングに追加すると、特定の JFR レコーディングを識別したり、同じラベルが適用されたレコーディングでバッチ操作を実行したりするなど、ニーズを満たす特定のクエリーを実行できます。

前提条件

  • Cryostat Web コンソールにログインしている。
  • Cryostat インスタンスのターゲット JVM を作成または選択している。

手順

  1. Cryostat Web コンソールから、Flight Recorder > Capture > Recordings をクリックします。
  2. Recordings パネルで、Create をクリックします。
  3. Custom Flight Recording タブで、Show metadata options を展開します。

    注記

    Custom Flight Recording タブでは、アスタリスクが付いている必須フィールドに入力する必要があります。

  4. Add label をクリックします。

    図4.10 Custom Flight Recording タブに表示される Add Label ボタン

    *Custom Flight Recording* タブに表示される *Add Label* ボタン
  5. 表示された Key フィールドと Value フィールドに値を入力します。たとえば、レコーディングに関する問題を報告する場合は、Key フィールドに理由を入力し、Value フィールドに問題の種類を入力できます。
  6. Create をクリックして、JFR レコーディングを作成します。レコーディングは、指定したレコーディングラベルやカスタムラベルとともに Recordings パネルに表示されます。

    ヒント

    アーカイブされた JFR レコーディングには、Flight Recorder > Analyze > Archives メニューからアクセスできます。Cryostat アーカイブの場所への JFR レコーディングのアップロード (Cryostat を使用した JFR レコーディングの管理) を参照してください。

次の例では、3 つのデフォルトのレコーディングラベル (template.name=Profilingtemplate.type=TARGETautoanalyze=true) に加えて、1 つのカスタムラベル (reason=service-outage) が表示されています。

図4.11 定義済みのレコーディングラベルとカスタムラベルを使用したアクティブなレコーディングの例

定義済みのレコーディングラベルとカスタムラベルを使用したアクティブなレコーディングの例

4.3.2. JFR レコーディングのラベルの編集

Cryostat Web コンソールで、Flight Recorder > Capture > Recordings メニューに移動し、JFR レコーディングのラベルとそのメタデータを編集できます。アーカイブにアップロードした JFR レコーディングのラベルとメタデータを編集することもできます。

前提条件

  • Cryostat Web コンソールにログインしている。
  • JFR レコーディングを作成し、このレコーディングにラベルをアタッチしている。

手順

  1. Cryostat Web コンソールで、Flight Recorder > Capture > Recordings メニューをクリックします。
  2. Recordings パネルで、JFR レコーディングを見つけて、その横にあるチェックボックスを選択します。
  3. Edit Labels をクリックします。Cryostat Web コンソールに Edit labels ペインが開き、これを使用して JFR レコーディングのラベルを追加、編集、または削除できます。

    ヒント

    各レコーディングの横にあるチェックボックスを選択すると、複数の JFR レコーディングを選択できます。同じラベルを含むレコーディングを一括編集する場合、または複数のレコーディングに新しい同一のラベルを追加する場合は、Edit Labels ボタンをクリックします。

    図4.12 Recordings パネルに表示される Edit labels セクション

    Recordings パネルに表示される *Edit labels* セクション
  4. オプション: Edit labels ペインから、次のいずれかのアクションを実行できます。

    1. ラベルを作成するには、Add label をクリックします。
    2. ラベルの横にある x をクリックして、ラベルを削除します。
    3. フィールドの内容を変更して、ラベルを編集します。
  5. Save をクリックします。
  6. オプション: 次の手順を実行して、JFR レコーディングをそのラベルとともにアーカイブできます。

    1. レコーディングの名前の横にあるチェックボックスを選択します。
    2. Archive ボタンをクリックします。レコーディングは、Flight Recorder > Analyze > Archives ビューで見つけることができます。

      レコーディングをラベル付きでアーカイブすると、後でレコーディングを見つける場合に検索機能を強化できます。Cryostat アーカイブにアップロードした任意のレコーディングにラベルを追加することもできます。

      注記

      Cryostat は、アーカイブされたレコーディングの存続期間中、レコーディングのラベルを保持します。

検証

  • Flight Recorder > Capture > Recordings パネルで、変更内容がレコーディングの Labels 列に表示されていることを確認します。

改訂日時: 2025-11-29

Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2026 Red Hat
トップに戻る