はじめに
このチュートリアルでは、Debezium を使用して MySQL データベースの更新をキャプチャーする方法を紹介します。データベースのデータが変更されると、結果となるイベントストリームを確認できます。
このチュートリアルには、次の手順が含まれています。
- 簡単なサンプルデータベースを含む MySQL データベースサーバーを OpenShift にデプロイします。
- AMQ Streams にカスタムリソースを適用して、Debezium MySQL コネクタープラグインを含む Kafka Connect コンテナーイメージを自動的にビルドします。
- Debezium MySQL コネクターリソースを作成して、データベースの変更をキャプチャーします。
- コネクターのデプロイメントを確認します。
- コネクターがデータベースから Kafka トピックに発行する変更イベントを表示します。
前提条件
- OpenShift および AMQ ストリームに精通している。
- クラスター Operator がインストールされている OpenShift クラスターにアクセスできる。
- AMQ Streams Operator が稼働している。
- Kafka クラスターは、Apache Open Shift での AMQ ストリームのデプロイとアップグレードに記載されているようにデプロイされます。
- Red Hat build of Debezium のライセンスを持っている。
-
OpenShift 管理ツールの使用方法を理解している。OpenShift
oc
CLI クライアントがインストールされている、または OpenShift Container Platform Web コンソールにアクセスできる。 Kafka Connect ビルドイメージの保存方法に応じて、コンテナーレジストリーにアクセスするためのパーミッションを持っているか、OpenShift 上に ImageStream リソースを作成している。
- ビルドイメージを Red Hat Quay.io または Docker Hub などのイメージレジストリーに保存する場合
- レジストリーでイメージを作成し、管理するためのアカウントおよびパーミッション
- ビルドイメージをネイティブ OpenShift ImageStream として保存する場合は、以下が必要です。
- ImageStream リソースがクラスターにデプロイされている。クラスターの ImageStream を明示的に作成している。ImageStreams はデフォルトでは利用できません。
多様性を受け入れるオープンソースの強化
Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。