2.5. XA の変更
2.5.1. XA トランザクションの変更
-
オプション
transaction-xa-enabled
は、true ではなく false に設定されます。XA トランザクションサポートが必要な場合は、このオプションを true に明示的に設定する必要があります。 -
transaction-xa-enabled
が true の場合、XA トランザクションリカバリーサポートはデフォルトで有効になっています。トランザクションログは KEYCLOAK_HOME/data/transaction-logs に保存されます。
2.5.2. 追加のデータソースに XA の使用が必要になりました
デフォルトでは、Red Hat ビルドの Keycloak は XA データソースを使用しません。ただし、複数のデータソースが使用される場合は、安全でないと見なされます。このリリース以降、追加のデータソースを Red Hat ビルドの Keycloak に追加する場合は、XA データソースを使用する必要があります。デフォルトのデータソースが XA に対応している場合は、the -transaction-xa-enabled=true
オプションを設定することでこれを実行できます。追加のデータソースには、quarkus.properties
ファイルで quarkus.datasource.<your-datasource-name>.jdbc.transactions=xa
オプションを使用する必要があります。最大 1 つのデータソースは、XA 以外にすることができます。トランザクションストアの永続ストレージがない場合、リカバリーはサポートされません。