5.6. Red Hat build of Keycloak JavaScript アダプターを使用したシングルページアプリケーション (SPA) の移行
JavaScript Red Hat Single Sign-On 7.6 アダプターでセキュア化されたアプリケーションの場合、Red Hat ビルドの Keycloak 26.4 には、新しいバージョンのアダプター(バージョン 26.2.1)が含まれています。
手順
- 以前のバージョンの JavaScript アダプターを削除します。
これらの NPM コマンドを使用して、このアダプターの 26.2.1 バージョンをインストールします。
npm config set @redhat:registry https://npm.registry.redhat.com install: npm install @redhat/keycloak-js@latest
npm config set @redhat:registry https://npm.registry.redhat.com install: npm install @redhat/keycloak-js@latestCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Javascript アダプターの使用方法によっては、以下のように小さな変更が必要になります。
- レガシー Promise API の削除
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このリリースでは、Red Hat build of Keycloak JS アダプターからレガシー Promise API メソッドが削除されました。そのため、アダプターから返された Promise で
.success()および.error()を呼び出すことができなくなりました。 - 新しい Operator を使用してインスタンス化する必要性
- 以前のリリースでは、Red Hat build of Keycloak JS アダプターを新しい Operator を使用せずに構築すると、非推奨の警告がログに記録されていました。このリリース以降、これを行うと代わりに例外が出力されます。この変更は、JavaScript クラス の想定される動作との整合性を確保し、将来的にアダプターのさらなるリファクタリングを可能にするためのものです。