1.2. 既知の問題


  • ホストと routerCanonicalHostname にサブドメイン名が含まれていない場合は、Route API を介してサービスをエクスポートすると問題が発生します。この問題を回避するには、ルートの作成時にサブドメイン設定を使用します。

    apiVersion: route.openshift.io/v1
    kind: Route
    metadata:
      name: route-1
    spec:
      subdomain: svc-subdomain  ⇐ specify the subdomain
      port:
        targetPort: 8080
      to:
        kind: Service
        name: svc-1

  • サービスがアイドル状態のときに Pod を再開する際に問題があります。Red Hat build of MicroShift ソフトウェアは、サービスの自動再アクティブ化をサポートしていないため、手動でレプリカを再スケーリングする必要があります。
  • lvmd.confSpare-gb 設定値を使用すると、実際にはディスクに収まらない永続ボリューム (PV) を作成することで、ストレージシステムを過剰にプロビジョニングすることができます。容量が topoLVM ドライバーによって使用されないように保護するには、topoLVM に公開されていない新しい個別のボリュームグループ (VG) を使用します。
  • runc CLI ツールと systemd に関する既知の問題があります。runcmount ops について過度に冗長です。これらのメッセージは無害であり、システムの動作に問題があることを示すものではありません。このバグは、runc でビルドされたコンテナーランタイムを実行しているすべての Linux プラットフォームに影響します。

    systemd を介してすべての runc マウントログを抑制することができます。ファイル /etc/systemd/system/run-containerd-.mount.d/10-silence.conf、または無音にする必要がある接頭辞を次のように作成します。

    [Mount] LogLevelMax=notice

    そしてデーモンをリロードします。

  • Red Hat build of MicroShift の CNI ドライバーがファイアウォールルールを管理する方法に問題があります。Red Hat build of MicroShift の起動後にファイアウォール設定が変更された場合は、Red Hat build of MicroShift を再起動する必要があります。推奨される回避策は、Red Hat build of MicroShift を開始する前にファイアウォールルールを設定することです。
  • Red Hat build of MicroShift の新規インストール後、NodePort サービストラフィックが停止する場合があります。この問題を回避するには、openshift-ovn-kubernetes 名前空間で ovnkube-master Pod を手動で再起動します。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.