3.2. 同梱の greenboot ヘルスチェック


ヘルスチェックスクリプトは、/usr/lib/greenboot/check (RPM-OSTree システムの読み取り専用ディレクトリー) で利用できます。以下のヘルスチェックは greenboot-default-health-checks フレームワークに含まれています。

  • リポジトリー URL がまだ DNS 解決可能かどうかを確認します。

    このスクリプトは /usr/lib/greenboot/check/required.d/01_repository_dns_check.sh の下にあり、リポジトリー URL への DNS クエリーを引き続き利用できるようにします。

  • 更新プラットフォームにまだ到達可能かどうかを確認します。

    このスクリプトは /usr/lib/greenboot/check/wanted.d/01_update_platform_check.sh の下にあり、/etc/ostree/remotes.d で定義された更新プラットフォームに接続して 2XX または 3XX HTTP コードを取得しようとします。

  • 現在の起動がハードウェアウォッチドッグによってトリガーされたかどうかを確認します。

    このスクリプトは /usr/lib/greenboot/check/required.d/02_watchdog.sh の下にあり、現在の起動が watchdog-triggered かどうかを確認します。

    • ウォッチドッグによってトリガーされた再起動が猶予期間内に発生した場合、現在の起動は赤色でマークされます。Greenboot は、以前のデプロイメントへのロールバックをトリガーしません。
    • ウォッチドッグによってトリガーされた再起動が猶予期間後に発生した場合、現在の起動は赤色でマークされません。Greenboot は、以前のデプロイメントへのロールバックをトリガーしません。
    • デフォルトで 24 時間 の猶予期間が有効になっています。この猶予期間を無効にするには、/etc/greenboot/greenboot.confGREENBOOT_WATCHDOG_CHECK_ENABLED を false に変更するか、/etc/greenboot/greenboot.confGREENBOOT_WATCHDOG_GRACE_PERIOD=number_of_hours 変数値を変更して設定できます。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.