第2章 手動バックアップからの自動リカバリー


自動リカバリーを設定すると、MicroShift の起動に失敗した場合、手動バックアップからデータを自動的に復元できます。

2.1. バックアップおよび復元コマンドを変更してデータ復旧を自動化する

自動リカバリーオプションを使用して、すべてのバックアップを 1 つのディレクトリーに保存し、復元する最新のバックアップを自動的に選択します。既存の backup および restore コマンドを変更すると、自動リカバリーを設定できます。

--auto-recovery オプションは、PATH 引数を、特定のバックアップファイルへのパスとしてではなく、自動リカバリーのすべてのバックアップを保持するディレクトリーへのパスとして扱います。--auto-recovery オプションは、backuprestore コマンドの両方で使用できます。

  • たとえば、microshift restore --auto-recovery PATH など、restore で自動リカバリーオプションを使用する場合は、変更されたコマンドを実行すると、最新のバックアップが自動的に選択および復元されます。
  • microshift backup --auto-recovery PATH など、microshift backup コマンドで同じオプションを使用すると、新しいバックアップが PATH に作成されます。
  • デフォルトでは、microshift restore --auto-recovery PATH は、失敗した MicroShift データを PATH/failed に作成します。失敗したバックアップデータの作成を無効にする場合は、--dont-save-failed オプションを追加できます。
重要

restore コマンドでは、--dont-save-failed オプションのみを使用できます。

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