1.3. Node.js の概要
Node.js は、Google からの V8 JavaScript エンジン をベースとしており、サーバー側の JavaScript アプリケーションを作成できます。効率的なアプリケーションの作成を可能にするイベントおよび非ブロッキング操作をベースとした I/O モデルを提供します。Node.js は、npm と呼ばれる大規模なモジュールエコシステムも提供します。Node.js の詳細は、関連情報 を参照してください。
Node.js ランタイムを使用すると、ローリング更新、継続的デリバリーパイプライン、サービス検出、カナリアデプロイメントなどの OpenShift プラットフォームの利点と利便性を提供しながら、Node.js アプリケーションとサービスを OpenShift で実行できます。また、OpenShift を使用すると、外部化設定、ヘルスチェック、サーキットブレーカー、フェイルオーバーなどの一般的なマイクロサービスパターンをアプリケーションに実装することが容易になります。
Red Hat は、Node.js のさまざまなサポート対象リリースを提供しています。サポートの利用方法の詳細は、Getting Node.js and support from Red Hat を参照してください。
1.3.1. Node.js でサポートされるアーキテクチャー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Node.js は以下のアーキテクチャーをサポートします。
- x86_64 (AMD64)
- OpenShift 環境の IBM Z (s390x)
- OpenShift 環境の IBM Power System (ppc64le)
アーキテクチャーによって異なるイメージがサポートされています。本ガイドのコード例は、x86_64 アーキテクチャーのコマンドを示しています。他のアーキテクチャーを使用している場合は、コマンドに該当するイメージ名を指定します。