第4章 非推奨でサポート対象外の Red Hat build of OpenJDK の機能
Red Hat build of OpenJDK 21 をインストールする前に、以下の非推奨およびサポート対象外の機能を確認してください。
- Windows パッケージ向け Red Hat build of OpenJDK 21 の JDK Mission Control
- Red Hat build of OpenJDK 21 の Windows インストーラーと zip アーカイブでは、JDK Mission Control (JMC) のディストリビューションが提供されなくなりました。Red Hat build of Cryostat 使用して、Red Hat OpenShift などのクラウドプラットフォームにデプロイされた Java アプリケーションの JFR 記録を管理できます。JMC の削除に関する詳細は、Red Hat ナレッジベースのアーティクル記事 Where is JDK Mission Control (JMC) in JDK 21? を参照してください。
- 削除予定の Finalization が非推奨となる
- このリリースでは、今後のリリースで削除される予定である Finalization が非推奨になります。詳細は、JEP 421: Deprecate Finalization for Removal を参照してください。
- エージェントの動的ロードを許可しない準備をする
- このリリースでは、実行中の JVM にエージェントが動的にロードされるときに警告が発行されます。エージェントの動的ロードは、今後のリリースではデフォルトで許可されない予定です。詳細は、JEP 451: Prepare to Disallow the Dynamic Loading of Agents を参照してください。
注記
Red Hat は、32 ビットをサポートする builds of OpenJDK を提供していません。OpenJDK 21 では、Windows 32 ビット x86 サポートもアップストリームで非推奨となりました。この機能は今後のリリースで削除されます。詳細は、JEP 449: Deprecate the Windows 32-bit x86 Port for Removal を参照してください。