1.6. アプリケーションの設定


  1. quarkus.http.auth.basic プロパティーを true に設定して、組み込みの Quarkus Basic 認証 メカニズムを有効にします。

    quarkus.http.auth.basic=true

    注記

    アクセスをセキュアにする必要があり、他の認証メカニズムが有効になっていない場合は、Quarkus に組み込まれている Basic 認証 がフォールバック認証メカニズムになります。したがって、このチュートリアルでは、プロパティー quarkus.http.auth.basictrue に設定する必要はありません。

  2. quarkus-security-jpa エクステンションがデータベースにアクセスできるように、src/main/resources/application.properties ファイルで少なくとも 1 つのデータソースを設定します。以下に例を示します。

    src/main/resources/application.properties

    quarkus.http.auth.basic=true
    
    %prod.quarkus.datasource.db-kind=postgresql
    %prod.quarkus.datasource.username=quarkus
    %prod.quarkus.datasource.password=quarkus
    %prod.quarkus.datasource.jdbc.url=jdbc:postgresql:quarkus
    
    quarkus.hibernate-orm.schema-management.strategy=drop-and-create
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    プロファイル接頭辞の %prod. を追加することで、本番モードで実行されているアプリケーションによってのみデータソースプロパティーが監視されるようになります。

  3. ユーザーとロールを使用してデータベースを初期化するには、次のコードスニペットに示すように、Startup クラスを実装します。

src/main/java/org/acme/security/jpa/Startup.java

package org.acme.security.jpa;

import jakarta.enterprise.event.Observes;
import jakarta.inject.Singleton;
import jakarta.transaction.Transactional;

import io.quarkus.runtime.StartupEvent;


@Singleton
public class Startup {
    @Transactional
    public void loadUsers(@Observes StartupEvent evt) {
        // reset and load all test users
        User.deleteAll();
        User.add("admin", "admin", "admin");
        User.add("user", "user", "user");
    }
}
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上記の例は、指定されたデータベースによってアプリケーションがどのように保護されて ID が提供されるかを示しています。

重要

実稼働環境では、プレーンテキストのパスワードを保存しないでください。そのため、quarkus-security-jpa はデフォルトで bcrypt でハッシュされたパスワードを使用します。

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