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1.4. 参考資料

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1.4.1. 共通データソース設定リファレンス

lock ビルド時に固定された設定プロパティー: その他の設定プロパティーはすべて実行時にオーバーライド可能

設定プロパティー

デフォルト

lock quarkus.datasource.health.enabled

smallrye-health エクステンションが存在する場合にヘルスチェックを公開するかどうか。

これはグローバル設定であり、データソース固有の設定ではありません。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_HEALTH_ENABLED

boolean

true

lock quarkus.datasource.metrics.enabled

メトリクスエクステンションが存在する場合にデータソースメトリクスを公開するかどうか。

これはグローバル設定であり、データソース固有の設定ではありません。

注記

これは、データソースのメトリクス収集を有効にするために JDBC データソースレベルで設定する必要がある "jdbc.enable-metrics" プロパティーとは異なります。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_METRICS_ENABLED

boolean

false

Datasources

デフォルト

lock quarkus.datasource.db-kind

quarkus.datasource."datasource-name".db-kind

接続先のデータベースの種類 (h2、postgresql など)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DB_KIND

string

 

lock quarkus.datasource.db-version

quarkus.datasource."datasource-name".db-version

接続先のデータベースのバージョン (例: '10.0').

注意

ここで設定するバージョン番号は、データベースの JDBC ドライバーの java.sql.DatabaseMetaData#getDatabaseProductVersion() で返される文字列と同じ番号付けスキームに従う必要があります。この番号付けスキームは、データベースで最も一般的に使用される番号付けスキームとは異なる場合があります。たとえば、Microsoft SQL Server 2016 はバージョン 13 になります。

原則として、ここでは可能な限り高いバージョンを設定する必要がありますが、アプリケーションの接続先となるデータベースのバージョン以下でなければなりません。

バージョンが高いほどパフォーマンスが向上し、より多くの機能を使用できます (たとえば、Hibernate ORM はより効率的な SQL を生成し、回避策を回避し、より多くのデータベース機能を活用できます)。しかし、接続先のデータベースよりバージョンが高いと、ランタイム例外が発生する (たとえば、Hibernate ORM がデータベースが拒否する無効な SQL を生成する) 可能性があります。

一部のエクステンション (Hibernate ORM エクステンションなど) は、起動時にこのバージョンを実際のデータベースバージョンと照合しようとします。そのため、実際のバージョンが低いために起動に失敗するか、データベースにアクセスできずに警告が表示されます。

このプロパティーのデフォルトは各エクステンションにより異なり、Hibernate ORM エクステンションのデフォルトは最も古いサポート対象のバージョンです。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DB_VERSION

string

 

lock quarkus.datasource.devservices.enabled

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.enabled

この Dev Service を dev モードまたはテストでアプリケーションで始まるかどうか。

接続設定 (JDBC URL やリアクティブクライアント URL など) が明示的に設定されていない限り、Dev Service はデフォルトで有効になります。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_ENABLED

boolean

 

lock quarkus.datasource.devservices.image-name

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.image-name

コンテナーベースの Dev Service プロバイダーのコンテナーイメージ名。

プロバイダーが H2 や Derby などのコンテナーベースのデータベースでない場合、これは効果がありません。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_IMAGE_NAME

string

 

lock quarkus.datasource.devservices.container-env

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.container-env

コンテナーに渡される環境変数。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_CONTAINER_ENV

Map<String,String>

 

lock quarkus.datasource.devservices.container-properties

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.container-properties

追加のコンテナー設定に渡される汎用プロパティー。

ここで定義されるプロパティーはデータベース固有であり、各データベースの Dev Service 実装で解釈されます。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_CONTAINER_PROPERTIES

Map<String,String>

 

lock quarkus.datasource.devservices.properties

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.properties

データベース接続 URL に追加される汎用プロパティー。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_PROPERTIES

Map<String,String>

 

lock quarkus.datasource.devservices.port

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.port

開発サービスがリッスンするオプションの固定ポート。

定義されていない場合、ポートはランダムに選択されます。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_PORT

int

 

lock quarkus.datasource.devservices.command

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.command

コンテナーベースの Dev Service プロバイダーに使用するコンテナー起動コマンド。

プロバイダーが H2 や Derby などのコンテナーベースのデータベースでない場合、これは効果がありません。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_COMMAND

string

 

lock quarkus.datasource.devservices.db-name

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.db-name

この Dev Service がオーバーライドをサポートする場合に使用するデータベース名。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_DB_NAME

string

 

lock quarkus.datasource.devservices.username

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.username

この Dev Service がオーバーライドをサポートする場合に使用するユーザー名。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_USERNAME

string

 

lock quarkus.datasource.devservices.password

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.password

この Dev Service がオーバーライドをサポートする場合に使用するパスワード。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_PASSWORD

string

 

lock quarkus.datasource.devservices.init-script-path

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.init-script-path

クラスパスからロードされ、Dev Service データベースに適用される SQL スクリプトへのパス。

プロバイダーが H2 や Derby などのコンテナーベースのデータベースでない場合、これは効果がありません。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_INIT_SCRIPT_PATH

string

 

lock quarkus.datasource.devservices.volumes

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.volumes

コンテナーにマッピングされるボリューム。

マップキーはホストの場所に対応します。マップ値はコンテナーの場所です。ホストの場所が "classpath:" で始まる場合、マッピングは読み取り専用権限でクラスパスからリソースをロードします。

ファイルシステムの場所を使用する場合、ボリュームは読み取り/書き込み権限で生成されるため、ファイルシステムでデータの損失や変更が発生する可能性があります。

プロバイダーが H2 や Derby などのコンテナーベースのデータベースでない場合、これは効果がありません。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_VOLUMES

Map<String,String>

 

lock quarkus.datasource.devservices.reuse

quarkus.datasource."datasource-name".devservices.reuse

dev モードセッションまたはテストスイートの実行後 に Dev Service コンテナーを実行したままにして、次の dev モードセッションまたはテストスイートの実行で再利用するかどうか。

dev モードセッションまたはテストスイート実行中、Quarkus は、設定 (ユーザー名、パスワード、環境、ポートバインディングなど) が変更されていない限り、常に Dev Services を再利用します。この機能は、Quarkus が実行していないときに コンテナーを実行したままにして、実行間で再利用できるようにすることを目的としています。

警告

この機能は、testcontainers.properties で明示的に有効にする必要があります。dev モードおよびテストでデータ初期化を設定する方法の変更が必要となる場合があり、コンテナーが無期限に実行されたままになり、手動による停止および削除が必要になることがあります。詳細は、このドキュメントのセクション を参照してください。

この設定プロパティーはデフォルトで true に設定されているため、testcontainers.properties で有効にしたが、Quarkus アプリケーションまたはデータソースの一部にのみ使用したい場合は、再利用を 無効にする と便利です。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_DEVSERVICES_REUSE

boolean

true

lock quarkus.datasource.health-exclude

quarkus.datasource."datasource-name".health-exclude

データソースの一般的なヘルスチェックが有効になっている場合に、この特定のデータソースをヘルスチェックから除外するかどうか。

デフォルトでは、ヘルスチェックには設定されているすべてのデータソースが含まれます (有効になっている場合)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_HEALTH_EXCLUDE

boolean

false

quarkus.datasource.active

quarkus.datasource."datasource-name".active

実行時にこのデータソースをアクティブにするかどうか。

ドキュメントのこのセクション を参照してください。

データソースがアクティブでない場合、アプリケーションでは起動されず、対応するデータソース CDI Bean へのアクセスは失敗します。つまり、特にこのデータソースのコンシューマー (Hibernate ORM 永続性ユニットなど) は、非アクティブでない限り起動に失敗します。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_ACTIVE

boolean

true

quarkus.datasource.username

quarkus.datasource."datasource-name".username

データソースのユーザー名

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_USERNAME

string

 

quarkus.datasource.password

quarkus.datasource."datasource-name".password

データソースのパスワード

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_PASSWORD

string

 

quarkus.datasource.credentials-provider

quarkus.datasource."datasource-name".credentials-provider

認証情報プロバイダー名

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_CREDENTIALS_PROVIDER

string

 

quarkus.datasource.credentials-provider-name

quarkus.datasource."datasource-name".credentials-provider-name

認証情報プロバイダーの Bean 名。

これは、CredentialsProvider を実装する Bean の名前 (例: @Named) です。認証情報プロバイダー Bean が複数存在する場合に、それを選択するために使用されます。使用可能な認証情報プロバイダーが 1 つだけの場合は不要です。

Vault の場合、認証情報プロバイダー Bean 名は vault-credentials-provider です。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_CREDENTIALS_PROVIDER_NAME

string

 

1.4.2. JDBC 設定リファレンス

lock ビルド時に固定された設定プロパティー: その他の設定プロパティーはすべて実行時にオーバーライド可能

設定プロパティー

デフォルト

quarkus.datasource.jdbc.url

データソースの URL

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_URL

string

 

quarkus.datasource.jdbc.initial-size

プールの初期サイズ。通常、初期サイズは少なくとも最小サイズに一致するように設定する必要がありますが、強制ではありません。これは、起動時に接続の遅延初期化を優先するアーキテクチャーを可能にし、一方で起動後に最小プールサイズを維持できるようにするためです。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_INITIAL_SIZE

int

 

quarkus.datasource.jdbc.min-size

データソースプールの最小サイズ

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_MIN_SIZE

int

0

quarkus.datasource.jdbc.max-size

データソースプールの最大サイズ

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_MAX_SIZE

int

20

quarkus.datasource.jdbc.background-validation-interval

バックグラウンドでアイドル状態の接続を検証する間隔。

バックグラウンド検証を無効にするには、0 に設定します。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_BACKGROUND_VALIDATION_INTERVAL

Duration question circle

2M

quarkus.datasource.jdbc.foreground-validation-interval

指定された間隔よりも長くアイドル状態になっている接続に対し、フォアグラウンド検証を実行します。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_FOREGROUND_VALIDATION_INTERVAL

Duration question circle

 

quarkus.datasource.jdbc.acquisition-timeout

新しい接続の取得をキャンセルするまでのタイムアウト

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_ACQUISITION_TIMEOUT

Duration question circle

5S

quarkus.datasource.jdbc.leak-detection-interval

接続リークをチェックする間隔。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_LEAK_DETECTION_INTERVAL

Duration question circle

デフォルトでは無効になっています。

quarkus.datasource.jdbc.idle-removal-interval

アイドル状態の接続の削除を試行する間隔。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_IDLE_REMOVAL_INTERVAL

Duration question circle

5 M

quarkus.datasource.jdbc.max-lifetime

接続の最大存続期間。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_MAX_LIFETIME

Duration question circle

デフォルトでは、接続の存続時間に制限はありません。

quarkus.datasource.jdbc.transaction-isolation-level

トランザクション分離レベル。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_TRANSACTION_ISOLATION_LEVEL

undefined, none, read-uncommitted, read-committed, repeatable-read, serializable

 

quarkus.datasource.jdbc.extended-leak-report

リークされた接続に関する追加のトラブルシューティング情報を収集して表示します。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_EXTENDED_LEAK_REPORT

boolean

false

quarkus.datasource.jdbc.flush-on-close

プールに返すときに接続をフラッシュできるようにします。デフォルトでは有効になっていません。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_FLUSH_ON_CLOSE

boolean

false

quarkus.datasource.jdbc.detect-statement-leaks

有効にすると、開いているすべてのステートメントがアプリケーションにより閉じられないまま接続がプールに返された場合に、Agroal は警告を生成できるようになります。これは、オープン接続の追跡とは関係ありません。パフォーマンスを最大化するために無効にしますが、リークが発生していないという高い信頼性がある場合に限ります。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_DETECT_STATEMENT_LEAKS

boolean

true

quarkus.datasource.jdbc.new-connection-sql

接続の初回使用時に実行されるクエリー。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_NEW_CONNECTION_SQL

string

 

quarkus.datasource.jdbc.validation-query-sql

接続を検証するために実行されるクエリー。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_VALIDATION_QUERY_SQL

string

 

quarkus.datasource.jdbc.pooling-enabled

接続の再利用を防ぐためにプーリングを無効にします。外部プールが接続のライフサイクルを管理する場合に使用します。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_POOLING_ENABLED

boolean

true

quarkus.datasource.jdbc.transaction-requirement

接続の取得時にアクティブなトランザクションを要求します。実稼働環境で推奨されます。警告: 一部のエクステンションは、スキーマ更新やスキーマ検証などのトランザクションを保持せずに接続を取得します。その場合、これを STRICT に設定すると失敗する可能性があります。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_TRANSACTION_REQUIREMENT

off, warn, strict

 

quarkus.datasource.jdbc.tracing.enabled

JDBC トレーシングを有効にします。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_TRACING_ENABLED

boolean

quarkus.datasource.jdbc.tracing=false の場合は false、quarkus.datasource.jdbc.tracing=true の場合は true

quarkus.datasource.jdbc.tracing.trace-with-active-span-only

アクティブなスパンを持つコールのみをトレースします

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_TRACING_TRACE_WITH_ACTIVE_SPAN_ONLY

boolean

false

quarkus.datasource.jdbc.tracing.ignore-for-tracing

特定のクエリーがトレースされないようにします。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_TRACING_IGNORE_FOR_TRACING

string

特定のクエリーをトレースしないよう無視します。複数のクエリーを、セミコロンで区切って指定できます。二重引用符は \ でエスケープする必要があります。

quarkus.datasource.jdbc.telemetry.enabled

OpenTelemetry JDBC インストルメンテーションを有効にします。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_TELEMETRY_ENABLED

boolean

quarkus.datasource.jdbc.telemetry=false の場合は false、quarkus.datasource.jdbc.telemetry=true の場合は true

quarkus.datasource.jdbc.additional-jdbc-properties

新しい接続の作成時に JDBC ドライバーに渡される、その他の未指定のプロパティー。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_ADDITIONAL_JDBC_PROPERTIES

Map<String,String>

 

Datasources

デフォルト

lock quarkus.datasource.jdbc

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc

このデータソースの JDBC データソースを作成する場合。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC

boolean

true

lock quarkus.datasource.jdbc.driver

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.driver

データソースドライバーのクラス名

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_DRIVER

string

 

lock quarkus.datasource.jdbc.transactions

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.transactions

通常の JDBC トランザクション、XA を使用するか、すべてのトランザクション機能を無効にするか。

XA を有効にする場合は、javax.sql.XADataSource を実装するドライバーが必要です。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_TRANSACTIONS

enabled, xa, disabled

enabled

lock quarkus.datasource.jdbc.enable-metrics

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.enable-metrics

データソースメトリクスの収集を有効にします。指定しない場合、メトリクスエクステンションがアクティブであれば、デフォルトでメトリクス収集が有効になります。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_ENABLE_METRICS

boolean

 

lock quarkus.datasource.jdbc.tracing

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.tracing

JDBC トレーシングを有効にします。デフォルトでは無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_TRACING

boolean

false

lock quarkus.datasource.jdbc.telemetry

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.telemetry

OpenTelemetry JDBC インストルメンテーションを有効にします。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_JDBC_TELEMETRY

boolean

false

追加の名前付きデータソース

デフォルト

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.url

データソースの URL

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_URL

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.initial-size

プールの初期サイズ。通常、初期サイズは少なくとも最小サイズに一致するように設定する必要がありますが、強制ではありません。これは、起動時に接続の遅延初期化を優先するアーキテクチャーを可能にし、一方で起動後に最小プールサイズを維持できるようにするためです。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_INITIAL_SIZE

int

 

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.min-size

データソースプールの最小サイズ

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_MIN_SIZE

int

0

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.max-size

データソースプールの最大サイズ

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_MAX_SIZE

int

20

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.background-validation-interval

バックグラウンドでアイドル状態の接続を検証する間隔。

バックグラウンド検証を無効にするには、0 に設定します。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_BACKGROUND_VALIDATION_INTERVAL

Duration question circle

2M

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.foreground-validation-interval

指定された間隔よりも長くアイドル状態になっている接続に対し、フォアグラウンド検証を実行します。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_FOREGROUND_VALIDATION_INTERVAL

Duration question circle

 

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.acquisition-timeout

新しい接続の取得をキャンセルするまでのタイムアウト

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_ACQUISITION_TIMEOUT

Duration question circle

5S

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.leak-detection-interval

接続リークをチェックする間隔。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_LEAK_DETECTION_INTERVAL

Duration question circle

デフォルトでは無効になっています。

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.idle-removal-interval

アイドル状態の接続の削除を試行する間隔。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_IDLE_REMOVAL_INTERVAL

Duration question circle

5 M

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.max-lifetime

接続の最大存続期間。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_MAX_LIFETIME

Duration question circle

デフォルトでは、接続の存続時間に制限はありません。

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.transaction-isolation-level

トランザクション分離レベル。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_TRANSACTION_ISOLATION_LEVEL

undefined, none, read-uncommitted, read-committed, repeatable-read, serializable

 

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.extended-leak-report

リークされた接続に関する追加のトラブルシューティング情報を収集して表示します。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_EXTENDED_LEAK_REPORT

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.flush-on-close

プールに返すときに接続をフラッシュできるようにします。デフォルトでは有効になっていません。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_FLUSH_ON_CLOSE

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.detect-statement-leaks

有効にすると、開いているすべてのステートメントがアプリケーションにより閉じられないまま接続がプールに返された場合に、Agroal は警告を生成できるようになります。これは、オープン接続の追跡とは関係ありません。パフォーマンスを最大化するために無効にしますが、リークが発生していないという高い信頼性がある場合に限ります。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_DETECT_STATEMENT_LEAKS

boolean

true

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.new-connection-sql

接続の初回使用時に実行されるクエリー。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_NEW_CONNECTION_SQL

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.validation-query-sql

接続を検証するために実行されるクエリー。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_VALIDATION_QUERY_SQL

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.pooling-enabled

接続の再利用を防ぐためにプーリングを無効にします。外部プールが接続のライフサイクルを管理する場合に使用します。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_POOLING_ENABLED

boolean

true

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.transaction-requirement

接続の取得時にアクティブなトランザクションを要求します。実稼働環境で推奨されます。警告: 一部のエクステンションは、スキーマ更新やスキーマ検証などのトランザクションを保持せずに接続を取得します。その場合、これを STRICT に設定すると失敗する可能性があります。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_TRANSACTION_REQUIREMENT

off, warn, strict

 

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.additional-jdbc-properties

新しい接続の作成時に JDBC ドライバーに渡される、その他の未指定のプロパティー。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_ADDITIONAL_JDBC_PROPERTIES

Map<String,String>

 

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.tracing.enabled

JDBC トレーシングを有効にします。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_TRACING_ENABLED

boolean

quarkus.datasource.jdbc.tracing=false の場合は false、quarkus.datasource.jdbc.tracing=true の場合は true

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.tracing.trace-with-active-span-only

アクティブなスパンを持つコールのみをトレースします

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_TRACING_TRACE_WITH_ACTIVE_SPAN_ONLY

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.tracing.ignore-for-tracing

特定のクエリーがトレースされないようにします。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_TRACING_IGNORE_FOR_TRACING

string

特定のクエリーをトレースしないよう無視します。複数のクエリーを、セミコロンで区切って指定できます。二重引用符は \ でエスケープする必要があります。

quarkus.datasource."datasource-name".jdbc.telemetry.enabled

OpenTelemetry JDBC インストルメンテーションを有効にします。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__JDBC_TELEMETRY_ENABLED

boolean

quarkus.datasource.jdbc.telemetry=false の場合は false、quarkus.datasource.jdbc.telemetry=true の場合は true

duration のフォーマット

duration の値を書き込むには、標準の java.time.Duration フォーマットを使用します。詳細は、Duration#parse() Java API ドキュメント を参照してください。

数字で始まる簡略化されたフォーマットも使用できます。

  • 値が数値のみの場合は、秒単位の時間を表します。
  • 数字の後に ms が続く値は、ミリ秒単位の時間を表します。

その他の場合は、解析のために簡略化されたフォーマットが java.time.Duration フォーマットに変換されます。

  • 数字の後に hm、または s が続く値には、接頭辞 PT が付きます。
  • 数字の後に d が続く値は、接頭辞 P が付きます。

1.4.3. JDBC URL リファレンス

サポートされている各データベースには、異なる JDBC URL 設定オプションが含まれています。次のセクションでは、各データベース URL の概要と公式ドキュメントへのリンクを示します。

1.4.3.1. DB2

jdbc:db2://<serverName>[:<portNumber>]/<databaseName>[:<key1>=<value>;[<key2>=<value2>;]]

jdbc:db2://localhost:50000/MYDB:user=dbadm;password=dbadm;

URL 構文とその他のサポートされるオプションの詳細は、公式ドキュメント を参照してください。

1.4.3.2. Derby

jdbc:derby:[//serverName[:portNumber]/][memory:]databaseName[;property=value[;property=value]]

jdbc:derby://localhost:1527/myDB, jdbc:derby:memory:myDB;create=true

Derby は、ファイルに基づきサーバーとして実行することも、完全にインメモリーで実行することもできる組み込みデータベースです。上記のオプションはすべて利用可能です。

詳細は、公式ドキュメント を参照してください。

1.4.3.3. H2

jdbc:h2:{ {.|mem:}[name] | [file:]fileName | {tcp|ssl}:[//]server[:port][,server2[:port]]/name }[;key=value…​]

jdbc:h2:tcp://localhost/~/test, jdbc:h2:mem:myDB

H2 は、組み込みモードまたはサーバーモードで実行できるデータベースです。ファイルストレージを使用することも、完全にインメモリーで実行することも可能です。上記のオプションはすべて利用可能です。

詳細は、公式ドキュメント を参照してください。

1.4.3.4. MariaDB

jdbc:mariadb:[replication:|failover:|sequential:|aurora:]//<hostDescription>[,<hostDescription>…​]/[database][?<key1>=<value1>[&<key2>=<value2>]] hostDescription:: <host>[:<portnumber>] or address=(host=<host>)[(port=<portnumber>)][(type=(master|slave))]

jdbc:mariadb://localhost:3306/test

詳細は、公式ドキュメント を参照してください。

1.4.3.5. Microsoft SQL サーバー

jdbc:sqlserver://[serverName[\instanceName][:portNumber]][;property=value[;property=value]]

jdbc:sqlserver://localhost:1433;databaseName=AdventureWorks

Microsoft SQL Server JDBC ドライバーは、基本的に他のドライバーと同じように動作します。

詳細は、公式ドキュメント を参照してください。

1.4.3.6. MySQL

jdbc:mysql:[replication:|failover:|sequential:|aurora:]//<hostDescription>[,<hostDescription>…​]/[database][?<key1>=<value1>[&<key2>=<value2>]] hostDescription:: <host>[:<portnumber>] or address=(host=<host>)[(port=<portnumber>)][(type=(master|slave))]

jdbc:mysql://localhost:3306/test

詳細は、公式ドキュメント を参照してください。

1.4.3.6.1. MySQL の制限事項

Quarkus アプリケーションをネイティブイメージにコンパイルする場合、JMX および Oracle Cloud Infrastructure (OCI) のインテグレーションに対する MySQL サポートは、GraalVM ネイティブイメージと互換性がないため無効になります。

  • ネイティブモードで実行する場合に JMX サポートがないのは当然の結果であり、解決される見込みはありません。
  • OCI とのインテグレーションはサポートされていません。

1.4.3.7. Oracle

jdbc:oracle:driver_type:@database_specifier

jdbc:oracle:thin:@localhost:1521/ORCL_SVC

詳細は、公式ドキュメント を参照してください。

1.4.3.8. PostgreSQL

jdbc:postgresql:[//][host][:port][/database][?key=value…​]

jdbc:postgresql://localhost/test

各部分のデフォルトは次のとおりです。

host
localhost
port
5432
database
ユーザー名と同じ名前

追加パラメーターの詳細は、公式ドキュメント を参照してください。

1.4.4. Quarkus エクステンションとデータベースドライバーのリファレンス

次の表は、ビルトイン db-kind 値、対応する Quarkus エクステンション、およびそれらのエクステンションで使用される JDBC ドライバーを示しています。

ビルトインデータソースの種類のいずれかを使用する場合、JDBC ドライバーとリアクティブドライバーはこの表の値と一致するように自動的に解決されます。

表1.1 データベースプラットフォームの種類と JDBC ドライバーのマッピング
データベースの種類Quarkus エクステンションドライバー

db2

quarkus-jdbc-db2

  • JDBC: com.ibm.db2.jcc.DB2Driver
  • XA: com.ibm.db2.jcc.DB2XADataSource

derby

quarkus-jdbc-derby

  • JDBC: org.apache.derby.jdbc.ClientDriver
  • XA: org.apache.derby.jdbc.ClientXADataSource

h2

quarkus-jdbc-h2

  • JDBC: org.h2.Driver
  • XA: org.h2.jdbcx.JdbcDataSource

mariadb

quarkus-jdbc-mariadb

  • JDBC: org.mariadb.jdbc.Driver
  • XA: org.mariadb.jdbc.MySQLDataSource

mssql

quarkus-jdbc-mssql

  • JDBC: com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver
  • XA: com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource

mysql

quarkus-jdbc-mysql

  • JDBC: com.mysql.cj.jdbc.Driver
  • XA: com.mysql.cj.jdbc.MysqlXADataSource

oracle

quarkus-jdbc-oracle

  • JDBC: oracle.jdbc.driver.OracleDriver
  • XA: oracle.jdbc.xa.client.OracleXADataSource

postgresql

quarkus-jdbc-postgresql

  • JDBC: org.postgresql.Driver
  • XA: org.postgresql.xa.PGXADataSource
表1.2 データベースの種類とリアクティブドライバーのマッピング
データベースの種類Quarkus エクステンションドライバー

oracle

reactive-oracle-client

io.vertx.oracleclient.spi.OracleDriver

mysql

reactive-mysql-client

io.vertx.mysqlclient.spi.MySQLDriver

mssql

reactive-mssql-client

io.vertx.mssqlclient.spi.MSSQLDriver

postgresql

reactive-pg-client

io.vertx.pgclient.spi.PgDriver

db2

reactive-db2-client

io.vertx.db2client.spi.DB2Driver

ヒント

ほとんどの場合、この自動解決を適用できるため、ドライバーの設定は必要ありません。

1.4.5. リアクティブデータソース設定リファレンス

lock ビルド時に固定された設定プロパティー: その他の設定プロパティーはすべて実行時にオーバーライド可能

設定プロパティー

デフォルト

lock quarkus.datasource.reactive

このデータソースに対してリアクティブデータソースを作成する場合。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE

boolean

true

quarkus.datasource.reactive.cache-prepared-statements

準備されたステートメントをクライアント側でキャッシュするかどうか。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_CACHE_PREPARED_STATEMENTS

boolean

false

quarkus.datasource.reactive.url

データソースの URL。

複数の値が設定されている場合、このデータソースは 1 つのサーバーではなくサーバーリストを含むプールを作成します。プールは、接続確立時のサーバー選択にラウンドロビン負荷分散を使用します。一部のドライバーは、このコンテキストで複数の値をサポートできない場合があることに注意してください。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_URL

文字列のリスト

 

quarkus.datasource.reactive.max-size

データソースプールの最大サイズ。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_MAX_SIZE

int

20

quarkus.datasource.reactive.event-loop-size

新しい接続オブジェクトが作成されると、プールはそれにイベントループを割り当てます。

#event-loop-size が正の値に厳密に設定されている場合、プールは指定された数のイベントループをラウンドロビン方式で割り当てます。デフォルトでは、Quarkus によって設定または計算されたイベントループの数が使用されます。#event-loop-size がゼロまたは負の値に設定されている場合、プールは現在のイベントループを新しい接続に割り当てます。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_EVENT_LOOP_SIZE

int

 

quarkus.datasource.reactive.trust-all

すべてのサーバー証明書を信頼するかどうか。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_TRUST_ALL

boolean

false

quarkus.datasource.reactive.trust-certificate-pem

デフォルトで、PEM Trust 設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_PEM

boolean

false

quarkus.datasource.reactive.trust-certificate-pem.certs

信頼証明書ファイルのコンマ区切りリスト (Pem フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_PEM_CERTS

文字列のリスト

 

quarkus.datasource.reactive.trust-certificate-jks

デフォルトで、JKS 設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_JKS

boolean

false

quarkus.datasource.reactive.trust-certificate-jks.path

キーファイルのパス (JKS フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_JKS_PATH

string

 

quarkus.datasource.reactive.trust-certificate-jks.password

キーファイルのパスワード。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_JKS_PASSWORD

string

 

quarkus.datasource.reactive.trust-certificate-pfx

デフォルトで、PFX 設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_PFX

boolean

false

quarkus.datasource.reactive.trust-certificate-pfx.path

キーファイルへのパス (PFX フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_PFX_PATH

string

 

quarkus.datasource.reactive.trust-certificate-pfx.password

キーのパスワード。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_PFX_PASSWORD

string

 

quarkus.datasource.reactive.key-certificate-pem

デフォルトで、PEM キー/証明書設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PEM

boolean

false

quarkus.datasource.reactive.key-certificate-pem.keys

キーファイルへのパスのコンマ区切りリスト (Pem フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PEM_KEYS

文字列のリスト

 

quarkus.datasource.reactive.key-certificate-pem.certs

証明書ファイルへのパスのコンマ区切りリスト (Pem フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PEM_CERTS

文字列のリスト

 

quarkus.datasource.reactive.key-certificate-jks

デフォルトで、JKS 設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_JKS

boolean

false

quarkus.datasource.reactive.key-certificate-jks.path

キーファイルのパス (JKS フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_JKS_PATH

string

 

quarkus.datasource.reactive.key-certificate-jks.password

キーファイルのパスワード。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_JKS_PASSWORD

string

 

quarkus.datasource.reactive.key-certificate-pfx

デフォルトで、PFX 設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PFX

boolean

false

quarkus.datasource.reactive.key-certificate-pfx.path

キーファイルへのパス (PFX フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PFX_PATH

string

 

quarkus.datasource.reactive.key-certificate-pfx.password

キーのパスワード。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PFX_PASSWORD

string

 

quarkus.datasource.reactive.reconnect-attempts

プールされた接続が初回試行時に確立できなかった場合の再接続の試行回数。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_RECONNECT_ATTEMPTS

int

0

quarkus.datasource.reactive.reconnect-interval

プールされた接続が初回試行時に確立できなかった場合の再接続の試行間隔。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_RECONNECT_INTERVAL

Duration question circle

PT1S

quarkus.datasource.reactive.hostname-verification-algorithm

サーバーのアイデンティティーをチェックする必要がある場合に使用するホスト名検証アルゴリズム。HTTPSLDAPS、または NONE にする必要があります。NONE はデフォルト値であり、検証を無効にします。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_HOSTNAME_VERIFICATION_ALGORITHM

string

NONE

quarkus.datasource.reactive.idle-timeout

プール内で未使用の接続が閉じられるまでの、未使用状態の最大継続時間。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_IDLE_TIMEOUT

Duration question circle

タイムアウトなし

quarkus.datasource.reactive.max-lifetime

接続がプール内に留まる最大時間。この時間が経過すると接続は戻ったときに閉じられ、必要に応じて置き換えられます。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_MAX_LIFETIME

Duration question circle

タイムアウトなし

quarkus.datasource.reactive.shared

データソース間でプールを共有する場合は true に設定します。複数の共有プールを名前で区別できます。特定の名前を設定しない場合、__vertx.DEFAULT の名前が使用されます。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_SHARED

boolean

false

quarkus.datasource.reactive.name

プール名を設定します。この名前は、プールがデータソース間で共有される場合に使用され、それ以外では無視されます。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_NAME

string

 

quarkus.datasource.reactive.additional-properties

新しい接続の開始時に、リアクティブ SQL クライアントを介してデータベースに直接渡されるその他の未指定のプロパティー。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_ADDITIONAL_PROPERTIES

Map<String,String>

 

追加の名前付きデータソース

デフォルト

lock quarkus.datasource."datasource-name".reactive

このデータソースに対してリアクティブデータソースを作成する場合。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE

boolean

true

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.cache-prepared-statements

準備されたステートメントをクライアント側でキャッシュするかどうか。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_CACHE_PREPARED_STATEMENTS

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.url

データソースの URL。

複数の値が設定されている場合、このデータソースは 1 つのサーバーではなくサーバーリストを含むプールを作成します。プールは、接続確立時のサーバー選択にラウンドロビン負荷分散を使用します。一部のドライバーは、このコンテキストで複数の値をサポートできない場合があることに注意してください。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_URL

文字列のリスト

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.max-size

データソースプールの最大サイズ。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_MAX_SIZE

int

20

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.event-loop-size

新しい接続オブジェクトが作成されると、プールはそれにイベントループを割り当てます。

#event-loop-size が正の値に厳密に設定されている場合、プールは指定された数のイベントループをラウンドロビン方式で割り当てます。デフォルトでは、Quarkus によって設定または計算されたイベントループの数が使用されます。#event-loop-size がゼロまたは負の値に設定されている場合、プールは現在のイベントループを新しい接続に割り当てます。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_EVENT_LOOP_SIZE

int

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.trust-all

すべてのサーバー証明書を信頼するかどうか。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_TRUST_ALL

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.trust-certificate-pem

デフォルトで、PEM Trust 設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_PEM

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.trust-certificate-pem.certs

信頼証明書ファイルのコンマ区切りリスト (Pem フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_PEM_CERTS

文字列のリスト

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.trust-certificate-jks

デフォルトで、JKS 設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_JKS

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.trust-certificate-jks.path

キーファイルのパス (JKS フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_JKS_PATH

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.trust-certificate-jks.password

キーファイルのパスワード。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_JKS_PASSWORD

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.trust-certificate-pfx

デフォルトで、PFX 設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_PFX

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.trust-certificate-pfx.path

キーファイルへのパス (PFX フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_PFX_PATH

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.trust-certificate-pfx.password

キーのパスワード。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_TRUST_CERTIFICATE_PFX_PASSWORD

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.key-certificate-pem

デフォルトで、PEM キー/証明書設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PEM

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.key-certificate-pem.keys

キーファイルへのパスのコンマ区切りリスト (Pem フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PEM_KEYS

文字列のリスト

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.key-certificate-pem.certs

証明書ファイルへのパスのコンマ区切りリスト (Pem フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PEM_CERTS

文字列のリスト

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.key-certificate-jks

デフォルトで、JKS 設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_JKS

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.key-certificate-jks.path

キーファイルのパス (JKS フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_JKS_PATH

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.key-certificate-jks.password

キーファイルのパスワード。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_JKS_PASSWORD

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.key-certificate-pfx

デフォルトで、PFX 設定は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PFX

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.key-certificate-pfx.path

キーファイルへのパス (PFX フォーマット)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PFX_PATH

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.key-certificate-pfx.password

キーのパスワード。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_KEY_CERTIFICATE_PFX_PASSWORD

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.reconnect-attempts

プールされた接続が初回試行時に確立できなかった場合の再接続の試行回数。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_RECONNECT_ATTEMPTS

int

0

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.reconnect-interval

プールされた接続が初回試行時に確立できなかった場合の再接続の試行間隔。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_RECONNECT_INTERVAL

Duration question circle

PT1S

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.hostname-verification-algorithm

サーバーのアイデンティティーをチェックする必要がある場合に使用するホスト名検証アルゴリズム。HTTPSLDAPS、または NONE にする必要があります。NONE はデフォルト値であり、検証を無効にします。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_HOSTNAME_VERIFICATION_ALGORITHM

string

NONE

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.idle-timeout

プール内で未使用の接続が閉じられるまでの、未使用状態の最大継続時間。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_IDLE_TIMEOUT

Duration question circle

タイムアウトなし

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.max-lifetime

接続がプール内に留まる最大時間。この時間が経過すると接続は戻ったときに閉じられ、必要に応じて置き換えられます。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_MAX_LIFETIME

Duration question circle

タイムアウトなし

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.shared

データソース間でプールを共有する場合は true に設定します。複数の共有プールを名前で区別できます。特定の名前を設定しない場合、__vertx.DEFAULT の名前が使用されます。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_SHARED

boolean

false

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.name

プール名を設定します。この名前は、プールがデータソース間で共有される場合に使用され、それ以外では無視されます。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_NAME

string

 

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.additional-properties

新しい接続の開始時に、リアクティブ SQL クライアントを介してデータベースに直接渡されるその他の未指定のプロパティー。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE__DATASOURCE_NAME__REACTIVE_ADDITIONAL_PROPERTIES

Map<String,String>

 
duration のフォーマット

duration の値を書き込むには、標準の java.time.Duration フォーマットを使用します。詳細は、Duration#parse() Java API ドキュメント を参照してください。

数字で始まる簡略化されたフォーマットも使用できます。

  • 値が数値のみの場合は、秒単位の時間を表します。
  • 数字の後に ms が続く値は、ミリ秒単位の時間を表します。

その他の場合は、解析のために簡略化されたフォーマットが java.time.Duration フォーマットに変換されます。

  • 数字の後に hm、または s が続く値には、接頭辞 PT が付きます。
  • 数字の後に d が続く値は、接頭辞 P が付きます。

1.4.5.1. リアクティブ DB2 設定

lock ビルド時に固定された設定プロパティー: その他の設定プロパティーはすべて実行時にオーバーライド可能

Datasources

デフォルト

quarkus.datasource.reactive.db2.ssl

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.db2.ssl

SSL/TLS が有効かどうか。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_DB2_SSL

boolean

false

1.4.5.2. リアクティブ MariaDB/MySQL 固有の設定

lock ビルド時に固定された設定プロパティー: その他の設定プロパティーはすべて実行時にオーバーライド可能

Additional named datasources

デフォルト

quarkus.datasource.reactive.mysql.charset

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.mysql.charset

接続の charset。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_MYSQL_CHARSET

string

 

quarkus.datasource.reactive.mysql.collation

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.mysql.collation

接続の照合。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_MYSQL_COLLATION

string

 

quarkus.datasource.reactive.mysql.ssl-mode

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.mysql.ssl-mode

サーバーへの接続に必要なセキュリティー状態。

MySQL Reference Manual を参照してください。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_MYSQL_SSL_MODE

disabled, preferred, required, verify-ca, verify-identity

disabled

quarkus.datasource.reactive.mysql.connection-timeout

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.mysql.connection-timeout

接続タイムアウト (秒単位)

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_MYSQL_CONNECTION_TIMEOUT

int

 

quarkus.datasource.reactive.mysql.authentication-plugin

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.mysql.authentication-plugin

クライアントが使用する必要がある認証プラグイン。デフォルトでは、最初のハンドシェイクパケットでサーバーが指定したプラグイン名が使用されます。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_MYSQL_AUTHENTICATION_PLUGIN

default, mysql-clear-password, mysql-native-password, sha256-password, caching-sha2-password

default

quarkus.datasource.reactive.mysql.pipelining-limit

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.mysql.pipelining-limit

パイプライン化できる未完了のデータベースコマンドの最大数。デフォルトでは、パイプライン化は無効になっています。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_MYSQL_PIPELINING_LIMIT

int

 

quarkus.datasource.reactive.mysql.use-affected-rows

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.mysql.use-affected-rows

実際に変更された行数ではなく、UPDATE ステートメントの WHERE 句に一致する行の数を返すかどうか。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_MYSQL_USE_AFFECTED_ROWS

boolean

false

1.4.5.3. リアクティブ Microsoft SQL サーバー固有の設定

lock ビルド時に固定された設定プロパティー: その他の設定プロパティーはすべて実行時にオーバーライド可能

Datasources

デフォルト

quarkus.datasource.reactive.mssql.packet-size

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.mssql.packet-size

TDS パケットの必要なサイズ (バイト単位)。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_MSSQL_PACKET_SIZE

int

 

quarkus.datasource.reactive.mssql.ssl

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.mssql.ssl

SSL/TLS が有効かどうか。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_MSSQL_SSL

boolean

false

1.4.5.4. リアクティブ Oracle 固有の設定

lock ビルド時に固定された設定プロパティー: その他の設定プロパティーはすべて実行時にオーバーライド可能

Datasources

デフォルト

1.4.5.5. リアクティブ PostgreSQL 固有の設定

lock ビルド時に固定された設定プロパティー: その他の設定プロパティーはすべて実行時にオーバーライド可能

Datasources

デフォルト

quarkus.datasource.reactive.postgresql.pipelining-limit

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.postgresql.pipelining-limit

パイプライン化できる未完了のデータベースコマンドの最大数。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_POSTGRESQL_PIPELINING_LIMIT

int

 

quarkus.datasource.reactive.postgresql.ssl-mode

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.postgresql.ssl-mode

クライアントの SSL 動作モード。

Protection Provided in Different Modes を参照してください。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_POSTGRESQL_SSL_MODE

disable, allow, prefer, require, verify-ca, verify-full

disable

quarkus.datasource.reactive.postgresql.use-layer7-proxy

quarkus.datasource."datasource-name".reactive.postgresql.use-layer7-proxy

レベル 7 のプロキシーは、実際のデータベースへの複数の接続でクエリーの負荷を分散できます。これが起こると、クライアントはセッションアフィニティーの欠如によって混乱し、ERROR: unnamed prepared statement does not exist (26000) のような望ましくないエラーが発生する可能性があります。Using a level 7 proxy を参照してください。

環境変数: QUARKUS_DATASOURCE_REACTIVE_POSTGRESQL_USE_LAYER7_PROXY

boolean

false

1.4.6. リアクティブデータソース URL リファレンス

1.4.6.1. DB2

db2://[user[:[password]]@]host[:port][/database][?<key1>=<value1>[&<key2>=<value2>]]

db2://dbuser:secretpassword@database.server.com:50000/mydb

現在、クライアントは次のパラメーターキーをサポートしています。

  • host
  • port
  • user
  • password
  • database
注記

接続 URL でパラメーターを設定すると、デフォルトのプロパティーがオーバーライドされます。

1.4.6.2. Microsoft SQL サーバー

sqlserver://[user[:[password]]@]host[:port][/database][?<key1>=<value1>[&<key2>=<value2>]]

sqlserver://dbuser:secretpassword@database.server.com:1433/mydb

現在、クライアントは次のパラメーターキーをサポートしています。

  • host
  • port
  • user
  • password
  • database
注記

接続 URL でパラメーターを設定すると、デフォルトのプロパティーがオーバーライドされます。

1.4.6.3. MySQL / MariaDB

mysql://[user[:[password]]@]host[:port][/database][?<key1>=<value1>[&<key2>=<value2>]]

mysql://dbuser:secretpassword@database.server.com:3211/mydb

現在、クライアントは次のパラメーターキーをサポートしています (大文字と小文字は区別されません)。

  • host
  • port
  • user
  • password
  • schema
  • socket
  • useAffectedRows
注記

接続 URL でパラメーターを設定すると、デフォルトのプロパティーがオーバーライドされます。

1.4.6.4. Oracle

1.4.6.4.1. EZConnect フォーマット

oracle:thin:@[[protocol:]//]host[:port][/service_name][:server_mode][/instance_name][?connection properties]

oracle:thin:@mydbhost1:5521/mydbservice?connect_timeout=10sec
1.4.6.4.2. TNS エイリアスフォーマット

oracle:thin:@<alias_name>[?connection properties]

oracle:thin:@prod_db?TNS_ADMIN=/work/tns/

1.4.6.5. PostgreSQL

postgresql://[user[:[password]]@]host[:port][/database][?<key1>=<value1>[&<key2>=<value2>]]

postgresql://dbuser:secretpassword@database.server.com:5432/mydb

現在、クライアントは以下をサポートしています。

  • パラメーターキー:

    • host
    • port
    • user
    • password
    • dbname
    • sslmode
  • 以下のような追加プロパティー:

    • application_name
    • fallback_application_name
    • search_path
    • options
注記

接続 URL でパラメーターを設定すると、デフォルトのプロパティーがオーバーライドされます。

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