第11章 ファイルベースの設定
Red Hat build of Rhea は、connect.json
という名前のローカルファイルからの接続確立に使用される設定オプションを読み取ることができます。これにより、デプロイメント時にアプリケーションで接続を設定できます。
ライブラリーは、接続オプションを指定せずにアプリケーションがコンテナーの connect
メソッドを呼び出すと、ファイルの読み取りを試みます。
11.1. ファイルの場所
設定されていると、Red Hat build of Rhea は MESSAGING_CONNECT_FILE
環境変数の値を使用して設定ファイルを検索します。
MESSAGING_CONNECT_FILE
が設定されていないと、Red Hat build of Rhea は以下の場所で connect.json
という名前のファイルを検索します。最初の一致で停止します。
Linux の場合:
-
$PWD/connect.json
:$PWD
は、クライアントプロセスの現在の作業ディレクトリーです。 -
$HOME/.config/messaging/connect.json
:$HOME
は、現在のユーザーのホームディレクトリーに置き換えます。 -
/etc/messaging/connect.json
Windows の場合:
-
%cd%/connect.json
:%cd%
は、クライアントプロセスの現在の作業ディレクトリーです。
connect.json
ファイルが見つからない場合、ライブラリーはすべてのオプションにデフォルト値を使用します。