6.3. Red Hat Ceph Storage 6.1z4


Red Hat Ceph Storage リリース 6.1z1 が利用可能になりました。この更新に含まれるバグ修正は、RHBA-2023:7869 アドバイザリーにリストされています。

6.3.1. 機能拡張

6.3.1.1. Ceph ファイルシステム

MDS 動的メタデータバランサーはデフォルトでは オフに なっています。

この機能強化により、MDS 動的メタデータバランサーはデフォルトで オフ になり、max_mds ファイルシステム設定を増やすだけで望ましくない、または意図しない方法でツリーを断片化する可能性がある不適切なバランサーの動作が改善されます。

バランサーを使用するには、Operator がバランサーを明示的に オンに する必要があります。

Bugzilla:2240992

MDS 内の常駐セグメントサイズ パフォーマンスカウンターは、 より高い優先順位で追跡されます。

この機能強化により、MDS 常駐セグメントサイズ (または RSS) パフォーマンスカウンター がより高い優先順位で追跡され、呼び出し元がその値を使用して有用な警告を生成できるようになり、ルークが MDS RSS サイズを確認してそれに応じて動作するのに役立ちます。

Bugzilla:2240992

MDS の権限が正しくない場合、ceph auth コマンドでメッセージが表示される

この機能強化により、MDS 機能の権限は rrw、`* または all のいずれ かで始まるようになりました。これにより、ceph auth addceph auth capsceph auth get-or-createceph auth get-or-create-key などの ceph auth コマンドが実行され、MDS caps の権限が正しくない場合に明確なメッセージが生成されます。

Bugzilla:2240992

6.3.1.2. Ceph Object Gateway

radosgw-adminbucket stats コマンドはバケットのバージョン管理を出力します

この機能強化により、` radosgw-admin bucket stats ` コマンドが、バケットのバージョン管理ステータスを enabled または off として出力するようになりました。バージョン管理は、作成後に有効または無効にできるためです。

Bugzilla:2240992

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