3.2. カスタムレジストリーイメージのビルド


3.2.1. カスタム devfile レジストリーイメージのビルド

本セクションでは、カスタム devfile レジストリーイメージをビルドする方法を説明します。この手順では、devfile を追加する方法を説明します。このイメージには、devfile で参照されるすべてのサンプルプロジェクトが含まれます。

前提条件

手順

  1. devfile レジストリーリポジトリーのクローンを作成し、デプロイするバージョンをチェックアウトします。

    $ git clone git@github.com:redhat-developer/codeready-workspaces.git
    $ cd codeready-workspaces
    $ git checkout crw-2.11-rhel-8
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  2. ./dependencies/che-devfile-registry/devfiles/ ディレクトリーで、サブディレクトリー <devfile-name>/ を作成し、devfile.yaml ファイルおよび meta.yaml ファイルを追加します。

    例3.1 devfile のファイル編成

    ./dependencies/che-devfile-registry/devfiles/
    └── <devfile-name>
        ├── devfile.yaml
        └── meta.yaml
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  3. devfile.yaml ファイルに有効なコンテンツを追加します。devfile 形式の詳細については、Authoring devfiles version 2を参照してください。
  4. meta.yaml ファイルが以下の構造に準拠していることを確認します。

    Expand
    表3.1 devfile meta.yaml のパラメーター
    属性詳細

    description

    ユーザーダッシュボードに表示される説明。

    displayName

    ユーザーダッシュボードに表示される名前。

    icon

    ユーザーダッシュボードに表示される .svg ファイルへのリンク

    tags

    タグの一覧。タグには通常、スタックに含まれるツールが含まれます。

    globalMemoryLimit

    任意のパラメーター: devfile が起動するすべてのコンポーネントによって消費されることが予想されるメモリーの合計。この数字はユーザーダッシュボードに表示されます。これは情報を示唆するように提供されますが、CodeReady Workspaces サーバーでは考慮されません。

    例3.2 devfile の例 meta.yaml

    displayName: Rust
    description: Rust Stack with Rust 1.39
    tags: ["Rust"]
    icon: https://www.eclipse.org/che/images/logo-eclipseche.svg
    globalMemoryLimit: 1686Mi
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  5. カスタム devfile レジストリーイメージをビルドします。

    $ cd dependencies/che-devfile-registry
    $ ./build.sh --organization <my-org> \
               --registry <my-registry> \
               --tag <my-tag>
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    注記

    build.sh スクリプトの詳細なオプションを表示するには --help パラメーターを使用します。

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