第2章 Spring セッションでのセッションの外部化
Spring アプリケーションのセッションデータを Data Grid キャッシュに、コンテナーとは独立して保存します。
2.1. Spring セッションでのセッションの外部化 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Spring Session API を使用して、セッションデータを Data Grid に外部化します。
手順
pom.xml
に依存関係を追加します。-
埋め込みキャッシュ:
infinispan-spring5-embedded
リモートキャッシュ:
infinispan-spring5-remote
以下は、リモートキャッシュの例になります。
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埋め込みキャッシュ:
適切な
FactoryBean
を指定して、CacheManager
インスタンスを公開します。-
埋め込みキャッシュ:
SpringEmbeddedCacheManagerFactoryBean
-
リモートキャッシュ:
SpringRemoteCacheManagerFactoryBean
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埋め込みキャッシュ:
適切なアノテーションで Spring Session を有効にします。
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埋め込みキャッシュ:
@EnableInfinispanEmbeddedHttpSession
リモートキャッシュ:
@EnableInfinispanRemoteHttpSession
これらのアノテーションには、オプションのパラメーターがあります。
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maxInactiveIntervalInSeconds
は、セッションの有効期限を秒単位で設定します。デフォルトは1800
です。 -
cacheName
は、セッションを格納するキャッシュの名前を指定します。デフォルトはsessions
です。
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埋め込みキャッシュ:
以下の例は、完全なアノテーションベースの設定を示しています。