4.2. ユーザーの管理
4.2.1. ロールベースのパーミッション リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
JBoss Enterprise BRMS は、ロールベースの認証を使用してユーザーへのパーミッションを割り当てます。デフォルトでは、ロールベース認証は無効になっているため有効にする必要があります (詳細は 『JBoss BRMS スタートガイド』 を参照してください)。ロールベースの認証が有効でない場合、全ユーザーに完全な管理者権限が与えられます。
割り当てることのできるロールは、admin、analyst、package のパーミッションです。
- Admin 権限
- admin ロールを割り当てられたユーザーは、JBoss Enterprise BRMS Platform へのすべてのエリアに完全なアクセス権限を持ち、他のユーザーのパーミッションも管理することができます。
- analyst 権限
- analyst 権限は、ルールの管理を担当するユーザー向けです。開発者とビジネスアナリストの両方にこの analyst 権限を割り当てるとよいでしょう。analyst 権限は、カテゴリと関連付けられており、analyst 権限を割り当てられたルールユーザーを管理することができます。analyst 権限に加え、analyst read-only 権限を割り当てることもできます。これは、カテゴリ内のルールを参照できますが、ルールの編集や変更はできません。
- Package 権限
- Package 権限には 3 種類あります。
- Package Administrator
- Package Administrator 権限は、パッケージのデプロイなど、指定のパッケージに対して完全な権限を持つことになります。Package Administrator 権限には、パッケージ部分以外の JBoss Enterprise BRMS Platform への管理者権限は含まれていません。
- Package Developer
- Package Developer は、指定のパッケージ内でアイテムの作成や編集が可能です。つまり、テストの作成や実行はできますが、パッケージのデプロイ権限は含まれていません。
- Package Read-only
- Package read-only 権限は、パッケージへの読み取り専用権限が割り当てられ、パッケージを参照することができます。
JBoss Enterprise BRMS はユーザー ID を管理しません。BRMS ユーザーとして割り当てられたユーザーのみが、ユーザーインターフェースに表示され、これらのユーザーは手動で追加する必要があります。