1.5. Eclipse 4.17 の変更点


Eclipse 4.17 には、バグ修正や機能拡張が数多く提供される 2020-09 リリーストレインの Red Hat Developer Tools およびプラグインが同梱されています。

このセクションでは、このリリースの主な新機能と互換性の変更点を紹介します。

RHEL 7 の重要なパッケージの更新

eclipse 4.16 4.17

Eclipse IDE および JDT/PDE プラグインがバージョン 4.17 に更新されました。より詳細な変更点のリストは、Eclipse 4.17 - New and Noteworthy ページを参照してください。主な機能強化は、次のとおりです。

  • ツリービューとテーブルビューに使用されるフォントをフォント設定でカスタマイズできるようになりました。
  • Previous Edit Location のナビゲーションが拡張され、複数の編集箇所を記憶できるようになりました。
  • GTK ライトテーマが改善されました。
  • Console View の ASCII コントロール文字の解釈が、null バイトを認識するように拡張されました。
  • Java Editor の Content Assist が、タイプのサブ文字列とサブキーワードの両方の一致を完全にサポートするようになりました。
  • 最適化タブが JDT に追加されました。このタブでは、時間パフォーマンスを向上させるクリーンアップ (既存のレイジーオペレータークリーンアップと regex プリコンパイラークリーンアップ) を収集します。
Eclipse-pydev 7.6.0 8.0.0
PyDev プラグインがバージョン 8.0.0 に更新されました。主に追加されたのは、型推論の改善とデバッグの問題の修正です。詳細は、アップストリームの PyDev 8.0.0 リリースノート を参照してください。
eclipse-egit/jgit 5.8.0 5.9.0
Git 統合プラグインがバージョン 5.9.0. に更新されました。詳細は、アップストリームの EGit 5.9.0 リリースノート および JGit 5.9.0 リリースノート を参照してください。

主な変更点は、コミットおよびプッシュを実行するたびにプッシュ確認ダイアログを表示できることです。

eclipse-webtools 3.18.0 3.19.0
Web Tools Platform がバージョン 3.19.0. に更新されました。詳細は、アップストリームの Web Tools Platform 3.19 - New and Noteworthy ページを参照してください。
eclipse-m2e 1.16.0 1.16.2
Maven 統合プラグインがバージョン 1.16.2 に更新されました。

RHEL 7 の非推奨の機能

C/C++ Development Tooling (CDT)

CDT は Eclipse の一部として提供されなくなりました。Install New Software ウィザードまたは Eclipse Marketplace から追加でインストールできます。

Eclipse で、Red Hat Developer Toolset ソフトウェアコレクションが自動的に有効化されなくなりました。コレクションを有効にするには、以下のコマンドを使用してコマンドラインから Eclipse を起動します。

$ scl enable rh-eclipse devtoolset-10 eclipse
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Linux Tools プラグイン
Linux Tools プラグインは Eclipse の一部として提供されなくなりました。Install New Software ウィザードから追加でインストールできます。Eclipse Marketplace を使用すると、Linux Profiling Tools、Eclipse Vagrant Tooling、Eclipse Docker Tooling、RPM 統合をインストールできます。

関連情報

新機能の使用方法は、Eclipse の インストールされているドキュメント を参照してください。

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