2.8. リリースモードでの Rust プロジェクトのテスト
Cargo ビルドツールを使用して、リリースモードで Rust プログラムをテストします。リリースモードはソースコードの最適化を行うため、コンパイルされたバイナリーの実行速度が速くなる一方で、コンパイル時間を増やすことができます。このモードを使用して、リリースと実稼働環境に適した最適化されたアーティファクトを生成します。
Cargo はまずプロジェクトを再ビルドし、次にプロジェクトにあるテストを実行します。テスト関数は自由で単価で、引数を取らないでください。関数の戻り値のタイプは ()
または Result<(), E> where E: Error
のいずれかでなければなりません。
デバッグモードでプロジェクトをテスト する方法は、Rust プロジェクトのテスト を 参照してください。
前提条件
手順
-
関数の前に
#[test]
属性を追加します。 プロジェクトディレクトリーに移動します。
cargo test --release
$ cargo test --release
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