第1章 システム要件
1.1. インストールの要件
Red Hat Developer Toolset 10.1 には Red Hat Enterprise Linux 7 のパッケージが含まれ、以下のアーキテクチャーに対応します。
- AMD64 および Intel 64
- IBM POWER、ビッグエンディアン
- IBM POWER、リトルエンディアン
- 64 ビット IBM Z
32 ビットバイナリーの生成および操作は、AMD64 および Intel 64 のアーキテクチャーでもサポートされています。
注記
Red Hat Enterprise Linux 8 では、Red Hat Developer Toolset と同様のツールを提供する GCC Toolset を利用できます。詳細は、GCC Toolset の使用を参照してください。
Red Hat Developer Toolset 10.1 をインストールする前に、利用可能なすべての Red Hat Enterprise Linux エラータ更新を適用することが推奨されます。これにより、すべての Red Hat Developer Toolset 機能が有効になり、ツールまたはビルドコードに影響を与える可能性がある修正が適用されます。
Red Hat Developer Toolset 10.1 では、Red Hat Developer Toolset ツールチェーンに必要なすべての依存パッケージにアクセスするためには、システムが
Optional
リポジトリーにサブスクライブしている必要があります。Optional
リポジトリーからのパッケージは、Red Hat Software Collections 3.7 Release Notes に一覧表示されます。
Red Hat Subscription Manager を使用する場合は、 の順に移動して、これらのリポジトリーを追加できます。
次に、お使いのシステムに
Optional
リポジトリーを有効にします。詳細は、https://access.redhat.com/solutions/392003を参照してください。
Red Hat Satellite のユーザーは、https://access.redhat.com/solutions/70019 の手順に従って
Optional
リポジトリーを有効にできます。
Red Hat Developer Toolset 4.1 以降、コンテンツは、特に Server および Workstation 向けに https://access.redhat.com/downloads ISO 形式でも利用できます。
注記
Optional
リポジトリーを必要とするパッケージを ISO イメージからインストールすることはできません。Optional
リポジトリーの有効化が必要なパッケージの一覧は、Red Hat Software Collections Release Notes を参照してください。
ベータコンテンツは ISO 形式では使用できません。