2.3.4. オプション: CPU の Pinning (固定)
システム固有の NUMA トポロジーに合わせると大幅なパフォーマンスの改善が見られます。 このオプションでホストに有効となる Pinning 構成を自動的に作成します。

図2.7 CPU Pinning
警告
ゲストに単一 NUMA ノードを越える数の VCPU 数を持たせている場合は、 このオプションは使用しないでください。
Pinning オプションを使用すると、 ゲストの VCPU スレッドが単一の NUMA ノードに制約されます。 ただし、 その NUMAノード内でのスレッドの移動は可能です。 制約の機能を強化させる場合は、
lscpu
コマンドからの出力を使用し、 virsh cpupin
で 1:1 の物理 CPU と VCPU の結び付けを作ります。 NUMA と CPU Pinning については 7章NUMA を参照してください。