検索

2.2. 通常のレプリカ損失からの回復

download PDF

認証局 (CA) 更新サーバーではないレプリカを置き換えるには、トポロジーから失われたレプリカを削除し、その場所に新しいレプリカをインストールします。

前提条件

手順

  1. 失われたサーバーにレプリカ合意を削除します。IdM サーバーのアンインストール を参照してください。
  2. 必要なサービス (CA、KRA、DNS) で新規レプリカをデプロイします。IdM レプリカのインストール を参照してください。
  3. DNS を更新して、レプリカトポロジーの変更を反映させます。IdM DNS を使用すると、DNS サービスレコードが自動的に更新されます。
  4. IdM クライアントが IdM サーバーに到達できることを確認します。復旧時に IdM クライアントの調整 を参照してください。

検証手順

  1. IdM ユーザーとして Kerberos TGT (Ticket-Granting-Ticket) を正常に取得して、新しいレプリカで Kerberos サーバーをテストします。

    [root@newreplica ~]# kinit admin
    Password for admin@EXAMPLE.COM:
    
    [root@newreplica ~]# klist
    Ticket cache: KCM:0
    Default principal: admin@EXAMPLE.COM
    
    Valid starting       Expires              Service principal
    10/31/2019 15:51:37  11/01/2019 15:51:02  HTTP/server.example.com@EXAMPLE.COM
    10/31/2019 15:51:08  11/01/2019 15:51:02  krbtgt/EXAMPLE.COM@EXAMPLE.COM
  2. ユーザー情報を取得して、新しいレプリカで Directory Server および SSSD 設定をテストします。

    [root@newreplica ~]# ipa user-show admin
      User login: admin
      Last name: Administrator
      Home directory: /home/admin
      Login shell: /bin/bash
      Principal alias: admin@EXAMPLE.COM
      UID: 1965200000
      GID: 1965200000
      Account disabled: False
      Password: True
      Member of groups: admins, trust admins
      Kerberos keys available: True
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.