2.5. SSSD を使用しないユーザー向けセッションの録画の有効化
Red Hat では、コマンドラインから、または RHEL 8 Web コンソールから直接、SSSD を使用して記録されたユーザーを設定することを推奨しています。
SSSD がなければ、ポリシーを集中管理することはできません。管理者は各システム上の各ユーザーのシェルを個別に設定する必要があるため、複数のシステムにわたって拡張することが困難になります。exclude_users
や exclude_groups
などのグループベースの設定や除外も利用できません。さらに、Cockpit Session Recording などのツールは SSSD と連携するように設計されているため、SSSD がないと期待どおりに機能しない可能性があります。
SSSD を使用せずにセッション記録を有効にするには、記録するユーザーのシェルを
/usr/bin/tlog-rec-session
に変更します。sudo usermod -s /usr/bin/tlog-rec-session <user_name>
# sudo usermod -s /usr/bin/tlog-rec-session <user_name>
Copy to Clipboard Copied! システムは
、tlog-rec-session.conf
ファイルの設定を使用して、ユーザーの作業シェルを決定します。