第2章 ホストの登録
このセクションでは、RHEL サーバーを Red Hat Satellite に登録する方法を説明します。
システムが Red Hat カスタマーポータルまたはクラウドプロバイダーに登録されている場合は、異なる手順が適用されます。
前提条件
有効な Red Hat Enterprise Linux for SAP Solutions サブスクリプションがある。
お使いのサーバーから Red Hat Satellite Server、Red Hat カスタマーポータル、またはクラウドプロバイダー経由で必要なパッケージにアクセスできるように、有効な RHEL for SAP Solutions サブスクリプションがある。
詳細は「Red Hat Satellite > 6.8 > クイックスタートガイド」を参照してください。
Satellite 管理者から以下の情報が取得している。
- アクティベーションキー。
- 組織名を表す文字列。
Katello クライアントパッケージの URL。
これは、Satellite Server への接続時に必要です。詳細は、Red Hat Satellite > 6.8 > クイックスタートガイド を参照してください。
お使いのサーバーがサーバー要件を満たし、Sercice (IaaS) 設定のインストラクチャーとして設定されている。
ベアメタルのデプロイメントの場合は、お使いのサーバーの種類が SAP Certified and Supported SAP HANA Hardware Directory に記載されており、SAP HANA Server Installation and Update Guide のハードウェア最小要件を満たしていることを確認します。
認定 IaaS プラットフォームは、Certified and Supported SAP HANA Hardware を参照してください。
-
root
アクセス
手順
Katello クライアントの rpm パッケージをダウンロードします。
# wget https://sat.int.example.com/pub/katello-ca-consumer-latest.noarch.rpm
URL は、Satellite 管理者が提示した URL に置き換えます。
Katello クライアント rpm パッケージをインストールします。
# yum install -y katello-ca-consumer-latest.noarch.rpm
パッケージ名は、ダウンロードしたパッケージ名に置き換えます。
システムを登録します。
# subscription-manager register --org="your-organization-name" \ --activationkey="your-activation-key"
your-organization-name は、組織名を表す文字列に、your-activation-key は、アクティベーションキーに置き換えます。どちらも、Satellite 管理者が提示します。
注記外部の Ansible コントロールノードを使用して、RHEL サーバーを RHEL for SAP Solutions リポジトリーに登録してサブスクライブする場合は、システムを手動で登録するのではなく、
redhat_sap.sap_rhsm
Ansible ロールを使用できます。詳細は、Ansible Galaxy ポータルの sap_rhsm セクション を参照してください。