第1章 概要


RHEL for SAP Applications または RHEL for SAP Solutions サブスクリプションは、追加の RPM パッケージを含む追加の RHEL リポジトリーを提供します。これらの追加パッケージは、S/4HANA、SAP HANA、SAP NetWeaver ベースの SAP 製品 (ERP や CRM) などの SAP アプリケーションを RHEL 上で実行するために、および S/4HANA、SAP HANA、SAP NetWeaver を管理するための HA ソリューション など、SAP 向けに Red Hat が提供する機能を使用するために必要なものです。

Red Hat は、新しい RHEL マイナーリリースを 6 カ月ごとに提供します。特定の RHEL マイナーリリースについて報告された問題の修正が、後続の RHEL マイナーリリースのいずれかに含まれるパッケージで利用できる場合があります。

特定の RHEL マイナーリリースでシステムを 6 カ月以上維持する必要があるお客様向けに、Red Hat は Red Hat Enterprise Linux 延長メンテナンスを 延長更新サポート (EUS) アドオン、または Update Services for SAP Solutions (E4S) として提供しています。これらのリポジトリーは、対応する RHEL マイナーリリースのリリース後に、最大 2 年間 (EUS) または 4 年間 (E4S) にわたって重要な修正を受けます。EUS リポジトリーおよび E4S リポジトリーは、特定の RHEL マイナーリリースでのみ利用できます。RHEL リリーススケジュールの詳細は、Red Hat Enterprise Linux のライフサイクル ページを参照してください。

SAP NetWeaver/SAP ABAP Application Platform は、RHEL メジャーリリース (RHEL 9 など) ごとに SAP によって検証されるため、対応する RHEL メジャーリリース (9.0、9.1、9.2 など) で検証されれば、どの RHEL マイナーリリースでも実行できます。

一方、SAP HANA は、特定の RHEL マイナーリリース (通常は E4S リポジトリーが利用可能な RHEL マイナーリリース) に対してのみ検証されます。

このドキュメントでは、以下を説明します。

  • RHEL for SAP Applications サブスクリプションまたは RHEL for SAP Solutions サブスクリプションを使用するために RHEL システムを登録する手順
  • SAP 製品と RHEL リリースの組み合わせに基づいて有効にする必要のあるリポジトリーの概要
  • リポジトリーを有効にする手順
注記
  • 使用する予定の SAP 製品が、使用する予定の RHEL リリースでサポートされているかどうかを、SAP およびハードウェアパートナーまたはインフラストラクチャープロバイダーに必ず確認してください。
  • EUS または E4S リポジトリーを使用する場合は、目的の RHEL マイナーリリースよりも後のリリースにシステムが更新されないように、サブスクリプションマネージャーを介して対象の RHEL マイナーリリースを設定する必要があります。
  • このドキュメントは、オンプレミスシステムと、Red Hat Subscription Manager (RHSM) を使用するパブリッククラウドプラットフォーム上の "Bring Your Own Subscription" (BYOS) システムにのみ適用されます。
  • このドキュメントは、パブリッククラウドプラットフォームで RHUI を使用する "従量課金制" (PAYG) インスタンスには適用されません。PAYG イメージの場合、リポジトリーはプリインストールされた RHUI クライアント rpm によって定義され、手動で設定することはできません。RHEL for SAP Solutions with HA and US サブスクリプションの場合、仮想マシンに E4S リポジトリーの AppStream、BaseOS、High Availability、SAP NetWeaver、および SAP Solutions があります。RHEL for SAP Applications サブスクリプションの場合、仮想マシンに EUS リポジトリーの AppStream、BaseOS、および SAP NetWeaver がありす。特定のメジャーリリースの最後のマイナーリリース (7.9、8.10、9.10 など) には、非 EUS/E4S リポジトリーがあります。RHEL for SAP Solutions with HA and US の場合は Common、Extras、High Availability、SAP、SAP HANA、および Server、RHEL for SAP Applications の場合は Common、Extras、SAP、および Server です。すべてのクラウドプロバイダーには、カスタムクラウド固有のリポジトリーもあります。
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