3.2. Spring Boot CXF JAXRS Keycloak クイックスタートのビルドおよびデプロイ
この例は、Keycloak でセキュアにされた Apache CXF JAXRS を Spring Boot と使用する方法を示しています。クイックスタートは Spring Boot を使用して、Keycloak によってセキュアにされた、Swagger が有効な CXF JAXRS エンドポイントが含まれるアプリケーションを設定します。このクイックスタートはスタンドアロンモードで実行できます。
これは、Red Hat からのサポートを受けていないアップストリームデモです。Deploying into Spring Boot の Using Spring Boot BOM セクションを参照してください。
手順
このクイックスタートをローカルマシンでスタンドアロンプロジェクトとして実行するには、以下を行います。
- Spring Boot CXF JAXRS Keycloak クイックスタートを https://github.com/ffang/spring-boot-cxf-keycloak からダウンロードし、ローカルファイルシステムでアーカイブを展開します。
クイックスタートディレクトリーに移動し、プロジェクトをビルドします。
cd PROJECT_DIR mvn clean package
次のコマンドを実行して、Spring Boot CXF JAXRS Keycloak クイックスタートをビルドしてデプロイします。
mvn spring-boot:run
これにより、CXF JAXRS SB2 エンドポイントとともに事前定義された設定 (./src/main/resources/keycloak-config/realm-export-new.json) で Keycloak 認証サーバーが起動されます。
-
その後、Web ブラウザーから CXF JAXRS エンドポイントに直接アクセスできます。たとえば、
http://localhost:8080/services/helloservice/sayHello/FIS
を開いてエンドポイントにアクセスします。CXF JAXRS エンドポイントは Keycloak によってセキュア化されるため、リクエストが Keycloak 認証サーバーにリダイレクトされます。 -
ユーザー名には
admin
、パスワードにはpassw0rd
を入力します。これにより OAuth2 JWT トークンが取得され、CXF JAXRS エンドポイントにリダイレクトされます。ブラウザーにHello FIS, Welcome to CXF RS Spring Boot World!!!
メッセージが表示されます。