3.4. 重要事項
Fuse on OpenShift ディストリビューションの Fuse 7.10 リリースにおける重要事項
- IBM Z および IBM Power Systems の OpenJ9 イメージが非推奨に
- IBM Z および IBM Power Systems の OpenJ9 イメージは、Fuse 7.10 で非推奨になりました。OpenJDK11 Builder イメージおよび Runtime イメージが更新され、複数のアーキテクチャーをサポートするようになりました。
- Fuse 7.10 on OpenShift Container Platform (OCP) 4.9 へのサポート
- Fuse 7.10 には、OpenShift Container Platform (OCP) 4.9 と連携できるようにする更新が含まれています。OCP 4.9 にアップグレードする場合は、OCP をバージョン 4.9 にアップグレードする 前 に、Fuse をバージョン 7.10 にアップグレードする必要があります。以前のバージョンの Fuse(7.10 より前) は OCP 4.9 をサポートしません。
- Data Virtualization の削除
- Data Virtualization は Fuse 7.7 で非推奨となり、Fuse 7.8 から削除されました。
- Spring Boot 1 の削除
- Spring Boot 1 は Fuse 7.7 で非推奨となり、Fuse 7.8 から削除されました。Spring Boot 2.0 Migration Guide の説明にしたがって、Spring Boot アプリケーションを Spring Boot 2 に移行することが推奨されます。
- Fabric8 Maven プラグインの削除
- Fabric8 Maven プラグインは Fuse 7.10 から完全に削除され、Fuse 7.10 以降は OpenShift Maven プラグイン に置き換えられています。OpenShift Maven プラグインを使用してアプリケーションをビルドおよびデプロイします。
- JDK11 を使用したクイックスタートの実行
- ランタイム時に JDK11 ベースのイメージを使用する場合は、コンパイル時に正しい JDK11 プロファイルを使用します。JDK11 を使用してクイックスタートをビルドおよびデプロイする場合は、ビルドマシンに JDK11 をインストールし、正しい JDK11 プロファイルを使用してクイックスタートをビルドするようにしてください。
eap-camel-jpa
クイックスタートの削除-
依存関係の問題により、
eap-camel-jpa
クイックスタートが Fuse 7.8 から削除されました。 - Fuse 7.8 での Jolokia の外部アクセス不可
- Fuse 7.8 より、Jolokia のデフォルトプロトコルは HTTP から HTTPS に変更されました。