第1章 Fuse on JBoss EAP のインストール
JBoss EAP で Fuse アプリケーションを開発するには、JBoss EAP をインストールしてから Fuse をインストールします。
前提条件
- Red Hat カスタマーポータルのログイン認証情報がある。
サポートされるバージョンの Java ランタイムがインストールされている。
Red Hat Fuse でサポートされる構成 に、各オペレーティングシステムでサポートされる Java ランタイムが記載されています。
手順
JBoss EAP 7.4.10 をインストールします。
- Red Hat カスタマーポータルの Enterprise Application Platform の Software Downloads ページ に移動します。
- プロンプトが表示されたら、お客様のアカウントにログインします。
-
Version ドロップダウンメニューで
7.4
を選択します。 - Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 7.4 Installer パッケージの Download リンクをクリックします。
ダウンロードしたインストーラーを実行します。以下の例の
DOWNLOAD_LOCATION
は、お使いのシステムでの JBoss EAP インストーラーの場所に置き換えてください。java -jar DOWNLOAD_LOCATION/jboss-eap-7.4.0-installer.jar
- 契約条件に同意します。
-
JBoss EAP ランタイムのインストールパス (以下
EAP_HOME
と表記) を選択します。 - 管理ユーザーを作成し、この管理ユーザーの認証情報を書き留めておきます。これは Fuse Management Console のログインに必要です。
- その他の画面では、デフォルト設定をそのまま使用します。
- Red Hat Fuse でサポートされる構成 で、Red Hat Fuse での JBoss EAP パッチの互換性に関する注記やアドバイスを確認します。該当する場合は、追加の JBoss EAP パッチをインストールします。
JBoss EAP 7.4.10 に Fuse 7.12 をインストールします。
- Red Hat カスタマーポータルの Red Hat Fuse の Software Downloads ページに移動します。
- プロンプトが表示されたら、お客様のアカウントにログインします。
-
Version ドロップダウンメニューで
7.12.0
を選択します。 -
Red Hat Fuse 7.12.0 on EAP Installer パッケージの
Download
リンクをクリックします。 - シェルプロンプト (Windows の場合はコマンドプロンプト) を開きます。
-
Red Hat JBoss Enterprise Application Platform インストールのルートディレクトリーである
EAP_HOME
ディレクトリーに移動します。 ダウンロードしたインストーラーを実行します。以下の例の
DOWNLOAD_LOCATION
は、お使いのシステムにダウンロードした Fuse インストーラーの場所に置き換えてください。java -jar DOWNLOAD_LOCATION/fuse-eap-installer-7.12.0.fuse-7_12_0-00013-redhat-00001.jar
- インストーラーはプロンプトなしで実行され、そのアクティビティーのログが画面に表示されます。
次のステップ
- JBoss EAP を起動し、Fuse が実行されていることを確認して、Fuse ユーザーを JBoss EAP に追加します。次の章では、これらのタスクの実行方法を説明します。
- 任意の推奨設定: Maven を Fuse プロジェクトとローカルで使用するように設定します。これについては、7章Maven のローカルでの設定 で説明します。
関連情報
- JBoss EAP のインストールに関する詳細は、JBoss EAP へのインストール ガイドを参照してください。
- JBoss EAP パッチのインストールに関する詳細は、JBoss EAP のパッチおよびアップグレードガイド を参照してください。