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第2章 Fuse Online のアップグレード

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時々、パッチとセキュリティー修正が組み込まれた新しいアプリケーションイメージが Fuse に対してリリースされます。これらの更新は、Red Hat のエラータ更新チャネルを介して通知されます。その後、Fuse イメージをアップグレードできます。

OCP 4.x の場合、Upgrading Fuse by using the OperatorHub (OCP 4.x) の手順に従い、OpenShift OperatorHub を使用して Fuse 7.10 から 7.11 にアップグレードします。

Fuse 7.11 へのアップグレードにより、既存のインテグレーションを変更する必要があるかどうかを判断する必要があります。変更が必要ない場合でも、Fuse をアップグレードするときに、実行中のインテグレーションを再パブリッシュする必要があります。

OperatorHub( OCP 4.x) を使用した Fuse のアップグレード

OpenShift OperatorHub を使用して Fuse Online 7.10 から 7.11 にアップグレードします。

  1. Fuse Online 7.9.x から Fuse 7.10.1 にアップグレードする場合は、リリースノートの Upgrading from Fuse 7.9.x to 7.10.1 requires manual upgrade steps の説明にしたがって、最初に Fuse Online 7.10.0 に手動でアップグレードする必要があります。
  2. Fuse 7.11 には OpenShift Container Platform (OCP) 4.6 以降が必要です。OCP 4.5 以前を使用している場合、Fuse 7.11 にアップグレードするには、OCP 4.6 以降にアップグレードする必要があります。
  3. OCP 4.9 では、7.11 にアップグレードすると、Fuse Operator のアップグレードプロセス時に以下の警告が表示されます。

    W1219 18:38:58.064578 1 warnings.go:70] extensions/v1beta1 Ingress is deprecated in v1.14+, unavailable in v1.22+; use networking.k8s.io/v1 Ingress

    この警告は、クライアント (Fuse が Kubernetes/OpenShift API 初期化コードに使用する) が非推奨の Ingress バージョンにアクセスするために表示されます。この警告は、非推奨の API が完全に使用されていることを示すものではなく、Fuse 7.11 へアップグレードすることに問題はありません。

Fuse Online 7.10 以前のバージョンから、Fuse Online 7.11 の新しいバージョンへのアップグレードプロセスは、Fuse Online のインストール時に選択した Approval Strategy によって異なります。

  • Automatic (自動) 更新の場合、新しいバージョンの Fuse Operator が使用できるようになると、人的な介入なしで OpenShfit Operator Lifecycle Manager (OLM) によって、Fuse Online の稼働中のインスタンスが自動的にアップグレードされます。
  • Manual (手動) 更新の場合、Operator の新しいバージョンが使用できるようになると、OLM によって更新リクエストが作成されます。クラスター管理者は、OpenShift ドキュメントの Manually approving a pending Operator upgrade セクションで説明されているように、更新リクエストを手動で承認して Fuse Online Operator を新しいバージョンに更新する必要があります。

インフラストラクチャーのアップグレード中およびアップグレード後も、既存のインテグレーションは引き続き Fuse ライブラリーおよび依存関係の古いバージョンで実行されます。

更新された Fuse Online バージョンで既存のインテグレーションを実行するには、インテグレーションを再パブリッシュする必要があります。

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