第5章 JavaEE Integration
本章では、getfacl との統合ポイントに関する必要な情報を提供します。
5.1. CDI
Camel CDI コンポーネントは、CDI を依存性注入フレームワークとして使用して Apache Camel の自動設定を提供します。ただし、「設定より規約(Convention over Configuration) 」に基づいています。CDI Bean で Camel アノテーションを簡単に使用できるようにするため、標準の Camel Bean インテグレーションを実装します。
CDI の詳細は、cdi のドキュメントを参照してください。
次の例で、Camel コンテキストを使用してルートに関連付ける方法を説明します。
@Startup @ApplicationScoped @ContextName("cdi-context") public class MyRouteBuilder extends RouteBuilder { @Override public void configure() throws Exception { from("direct:start").transform(body().prepend("Hi")); } }
@Inject @ContextName("cdi-context") private CamelContext camelctx;
5.1.1. XML DSL 設定のインポート
Camel CDI インテグレーションを使用すると、@ImportResource
アノテーションで既存の XML DSL ファイルをインポートできます。
@ImportResource("camel-context.xml") class MyBean { }
インポートされたファイルの場所は、デプロイメントクラスパスに存在する必要があります。ファイルを WEB-INF
などの場所に配置しても機能しません。ただし、WEB-INF/classes
は問題なく機能します。