2.2. Red Hat Fuse on Apache Karaf へのホットフィックスパッチの適用
ホットフィックスメカニズムを使用して、利用可能な機能定義とバンドルを同時に更新できます。Fuse on Apache Karaf インストールにホットフィックスパッチを適用する手順は次のとおりです。
手順
- カスタマーポータルから必要なパッチをダウンロードします。
- アップグレードする前に、Fuse on Apache Karaf インストールの完全バックアップを作成します。
端末を開き、Apache Karaf サーバーで Fuse を起動します。
[user@FUSE_HOME/bin ~] $ ./fuse
patch:add
コマンドを入力して、コンテナーの環境にパッチを追加します。たとえば、patch-xxx.zip パッチファイルを追加するには、次のように入力します。karaf@root()> patch:add 'file:///Downloads/patch-xxx.zip' [name] [installed] [rollup] [description] my-patch-x false false my-patch-x
patch:simulate
コマンドを入力して、パッチのインストールをシミュレートします。これにより、パッチのインストール時にコンテナーに加えられる変更のログが生成されますが、実際にはコンテナーに何の変更も加えません。シミュレーションログを確認し、これらの変更を確認します。
patch:list
コマンドを入力し、追加されたパッチの一覧を表示します。このリストで、[name] 見出しの下にあるエントリーはパッチ ID です。patch:list [name] [installed] [description] my-patch-x false
patch:install
コマンドを入力し、適用するパッチのパッチ ID を指定して、コンテナーにパッチを適用します。patch:install my-patch-x