1.2. Apache Karaf への Fuse のインストール
Red Hat カスタマーポータルから Fuse 7.8 on Karaf の標準インストールパッケージをダウンロードできます。Apache Karaf コンテナーの標準アセンブリーをインストールし、完全な Fuse テクノロジースタックを提供します。
Fuse 機能およびバンドルのカスタムサブセットが含まれる Fuse 7.12 の独自のカスタムアセンブリーを作成できます。カスタム クイックスタートは、Maven を使用して Red Hat Fuse のカスタムアセンブリーを作成する方法を説明します。Fuse Software Downloads ページで利用可能なダウンロード可能なファイルから、すべてのクイックスタートをインストールできます。
前提条件
Fuse をインストールする予定のシステムが、「Apache Karaf に Fuse をインストールする準備」に記載されているハードウェアおよびソフトウェア要件を満たしている。
手順
ブラウザーで Fuse Software Downloads ページに移動します。
Red Hat カスタマーポータルにログインしていない場合は、ログインのプロンプトが表示され、ダウンロードページが表示されます (アカウントが Red Hat Fuse サブスクリプションに関連付けられている必要があります)。
- Fuse の Software Downloads ページの Red Hat Fuse 7.12 on Karaf Installer の右側にある Download をクリックし、ローカル zip ファイルを取得します。
zip ファイルのコンテンツを、すべてのパーミッションが設定されたディレクトリーに展開します。
パス名に空白文字や
#
、%
、^
、"
などの特殊文字が含まれるディレクトリーに、この Zip ファイルを 展開しない でください。たとえば、C:\Documents and Settings\Greco#Roman\Desktop\fuse
に展開しないでください。IBM JDK を使用している場合は、以下の追加の手順を実行します。
Fuse インストールディレクトリーの
/lib/endorsed
ディレクトリーで、saaj-api .jar
ファイルを削除します。以下に例を示します。rm lib/endorsed/org.apache.servicemix.specs.saaj-api-1.3-2.9.0.jar
JAVA_OPTS
環境変数を設定します。JAVA_OPTS=-Xshareclasses:none
Karaf コンテナーを起動する前に、
JAVA_OPTS
環境変数を設定する必要があります。
管理ユーザーを追加して、Fuse on Karaf コンテナーへのリモートアクセスを有効にし、Fuse Console にアクセスします。
デフォルトでは、コンテナーにはユーザーが定義されていません。この場合、フォアグラウンドでコンテナーを実行できますが、コンテナーにリモートでアクセスすることはできず、バックグラウンドで実行することはできません。以下の手順に従い、少なくとも
admin
ロールのあるユーザーを 1 人作成することが推奨されます。-
テキストエディターで、Fuse インストールディレクトリーにある
etc/users.properties
ファイルを開きます。 以下の行を探します。
#admin = admin,_g_:admingroup #_g_\:admingroup = group,admin,manager,viewer,systembundles,ssh
- 各行について、その行をコメント解除するために先頭の # 文字を削除します。
- 最初の行で、最初のインスタンスの admin を、user1 などの希望するユーザー名に変更します。
同じ行で、2 番目のインスタンスの admin を、そのユーザーのパスワードに変更します (例:passw0rd)。
以下に例を示します。
user1 = passw0rd,_g_:admingroup _g_\:admingroup = group,admin,manager,viewer,systembundles,ssh
- ファイルを保存してから閉じます。
-
テキストエディターで、Fuse インストールディレクトリーにある
-
Fuse を起動するには、Linux/Unix で
bin/fuse
、Windows ではbin\fuse.bat
を実行します。 -
任意で、Fuse Console にアクセスするには、Web ブラウザーで提供された URL を開き、
etc/users.properties
ファイルで設定したユーザー名およびパスワードを使用してログインします。Fuse Console の使用に関する詳細は、Managing Fuse を参照してください。