6.2. JBoss EAP での Fuse ホットフィックスパッチのインストール
Fuse ホットフィックスパッチは、既存の Fuse インストールにインストールする必要があります。このセクションでは、fuse-eap-distro-VERSION.fuse-MODULE_ID-redhat-BASE_ID
がすでに含まれている既存の Fuse インストールに、ホットフィックスパッチ fuse-eap-distro-VERSION.fuse-MODULE_ID.HOTFIX_ID.zip
をインストールする方法を説明します。
前提条件
- 「Fuse on JBoss EAP のホットフィックスパッチ」。
-
Red Hat サポートからオンデマンドで入手可能なホットフィックスパッチの
.zip
ファイルをダウンロードする。 -
インストールに必要な追加のステップがある場合に備えて、ホットフィックスパッチファイルに付随する
readme.txt
ファイルの手順を確認する。 - パッチを適用する前に、Fuse on JBoss EAP インストールの完全バックアップを作成する。
手順
-
ホットフィックスパッチファイルを
EAP_HOME
ディレクトリーにコピーします。 パッチリポジトリーに正しいベースバージョンがすでに追加され、JBoss EAP サーバーにインストールされていることを確認します。
たとえば、ベースモジュール
fuse-eap-distro-7.9.0.fuse-sb2-790065-redhat-00001
の場合、リポジトリーにMODULE_ID
およびBASE_ID
がインストールされていることを確認するには、以下のコマンドを入力します。bin/fusepatch.sh --query-repository
次の応答が返されます。
fuse-eap-distro-7.8.0.fuse-sb2-780038-redhat-00001
また、同じ ID が JBoss EAP サーバーにインストールされていることを確認するには、次のコマンドを入力します。
bin/fusepatch.sh --query-server
次の応答が返されます。
fuse-eap-distro-7.8.0.fuse-sb2-780038-redhat-00001
以下のコマンドを入力して、1 度限りのホットフィックスパッチファイル
fuse-eap-distro-7.7.0.fuse-770013.hf1.zip
をリポジトリーに追加し、ベースインストールに関連付けます。bin/fusepatch.sh --add file:fuse-eap-distro-7.7.0.fuse-770013.hf1.zip --one-off fuse-eap-distro-7.8.0.fuse-sb2-780038-redhat-00001
ベースモジュールが
fuse-eap-distro-7.9.0.fuse-sb2-790065-redhat-00001
の場合、以下のように JBoss EAP を最新バージョンに更新します。bin/fusepatch.sh --update fuse-eap-distro-7.7.0.fuse-770013.hf1
- パッチの手順に記載されているインストール後のステップを実行します。
関連情報
fusepatch
コマンドの詳細は、以下を入力してください。bin/fusepatch.sh --help